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今日、福岡で兄弟喧嘩をして怒られた中学生が放火するという事件がありました。
先日の奈良の高校生の事件の記憶もまだ新しいというのに。 悲しい事件が続きます。こんな事件に連鎖反応は起こして欲しくはありません。 私が中学・高校の頃は、構内暴力と言うものが問題になっていました。 少し上の姉の世代は、受験に悩み自殺、ということが多かったようです。 もう少し上の兄の頃は、ずいぶん下火にはなってましたが、学生運動の時代でした。 一番難しい年代なのかもしれません。 奈良の事件などは、それまでに積もり積もったことに、引き金を引いてしまったのかもしれませんが、そのエネルギーを別な方向に向けれなかったのかな?・・・追い詰められてしまったのだろうか?悲しいなと思うのです。 ただ、今回の事件を見ていて改めて感じたのは、子は親の所有物ではない。 私が、大学の時でした。父が成人式の振袖を買ってくれるというので、幾つか下見をしたうえで、良からぬ算段をしました。 成人式には姉の振袖を着て、私の振袖分のお金を車を購入する頭金にもらおう・・・と。 まず姉から振袖は貸さないと断れらました。父からは、振袖の金は振袖の金と言われ、挙句に、アホな計画は、父から、母・兄・姉と伝わり、三人から怒られました。 車に乗るなら自分で、車の購入資金・車両管理に掛かる費用等、自分で調達できないようなら車には乗るな。免許取得までは、親に資金を出してもらうが、それ以後は自分で責任持て、持てないなら乗るな、と。 サンザンに怒られたものでした。その時は、親父さんが、余計な事を言うから・・・と思ったのですが、あとで思ったのは、両親・兄・姉は、社会に出る前の私に、成人・大人としての自覚を持て、ということを言いたかったのだと。 夕方、シトシト雨が降っていたら、娘が、 「ママ、クーラーつけて」 と言ったのです。今は、どこの家にもクーラーがあって、扇風機もあって、扇風機なんて本当に安くなりました。先日、大手スーパーで1000円で売ってました。 私が幼少の頃、子供部屋に扇風機なんてナマイキと言われ、窓開けて暑いなぁと言いつつ、兄が大学に入って下宿生活になった時、兄が扇風機を買ってもらったのを見て、 「あぁニイチャンばっかし・・・」と思ったり、姉の部屋にウィンドファンが設置された時、姉の部屋に宿題持って行ってやってたことを思い出しました。 思春期から青年期にかけての年頃はとても難しいのかもしれません。 まだ娘も小さくて、何年も先のことですが、この子の頃の時代背景はどうなってるのかな、そんな事を雨の夜に少し思ったのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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