夢バナ
次いってみようシトシトと雨の降る夜でした。友達と二人、場末のスナックのドアを「カランコロンカン」と開けると、「いらっしゃーい」と物凄く酒焼けをした声のママがおしぼりを出してくれました。手を拭きながら、ふと横を見ると、長介です。いかりやです。わたくしは、「何故、長介?」と思いながら友達に目をやると、友達越しに見えたのは、ブーです。高木です。やばい!これはもしや囲まれたか!と思い、後ろをゆっくりと振り返ると、やはり居ました。けん志村と茶加藤、ボックス席に二人で座って何やら密談をしているように見えますが、よく見てみると、小さい声、小さい動きで、「アッチ向いてホイ」をしています。なるべく目を合わさないように飲んでいたのですが、わたくしの隣では、長介が「次行ってみよー」を連呼しています。友達の隣では、ブー高木が、ず~~っとコッチを見ながら、「なんだバカヤロー」と言い続けております。わたくしは、心の中で、「その台詞は、注荒井のものでは?」と思っていたのですが、ブー高木の圧迫感が凄く、黙っておりました。少し酔いもまわってきたところで、意をけっして、ママに「ブーの台詞が違うぞ!」と言ってママの顔を見てみると、なんとママは赤のスパンコールを着た注荒井だったのです。わたくしは「ここだ!このタイミングだ!」と思い、隣の長介にむかって大きな声で「だめだ!こりゃ!!!」と言ってやりました。ゆっくりとこっちを振り返った長介の額には、何故か「YES,WE,CAN」と書いてありました。泥酔した友達を小脇に抱え、帰りのドアを開けると、外の看板には「スナック土里風」と書いてありました。わたくしはゆっくりと頷き、「そーいえば、工事仲本は?」と思い、通りのむこう側に目をやると、雨の中体操服をきた工事仲本が跳び箱をしておりました。さらにわたくしは、2回ほど大きく頷き、雨の中を歩き出したのでした。 完夢です 人気ブログランキング