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テーマ:フラメンコ徒然日記(964)
カテゴリ:フラメンコ
先週から帰国している、大(おお)先生のクルシージョを1レッスンだけ受けに行った。
バタデコーラ&マントンのアレグリアス 憧れのヌメロだ 2年前、スタジオでとりまとめてバタをあつらえた時 大枚はたいて私も作った。 しかしオーダーした矢先に、愛する息子ぺーじの妊娠発覚 出番なしの悲しいバタは、クローゼットの中でかさ張って肩身が狭かった それがやっと出番が来た マントンも使う、アンティグオなアレグリアスだ ううっ うれしい マントンをブンブン回し、シャッと止める のけ反ってハラッと大きく払う バタは後ろから付いて来て、身体をクルッと捻ると ザザッと前に美しく伸びる。 くくーっ なんとかっくいいアレグリアスよ と、踊れば踊るほど楽しいぞーーーーー バタは決して蹴らないのよー と、先生。 えっ蹴らないの 大きく周り込んだり、振付の足の出し方や 身体のクルッと捻るそのキレで尻尾を操作するのだと。 歩くにしてもチマチマせず、大きく大きく歩く。 後ろに引く足もガッツリ引く。 初心者のうちからバタ&マントンをやると こういった事を身体で覚えられ、正しいポジションや動きが身に付く と先生は言う。 なるほど でも家じゃ練習できないよ マントン回したら、あらゆる物が引っ掛かって落ち バタをクルッとやったら、我が息子ぺーじのオモチャが巻き込まれる ああ、この女踊りの真骨頂のようなアレグリアスをいつか踊りたい 本当は明日続きのレッスンがあるけど、父さんが当直でぺーじを置いて出かけられない。 だから続きは習えない。 残念だ。 それでもいいよ バタ&マントンのアレグリアスを踊れただけで充分楽しかった ・・・今日はそんな夢を見よう と、胸はずむ母であった。 大事なバタデコーラの可憐な尻尾部分に嬉々として乗るぺーじ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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