指名制

朝、料理を始めたところに 愛する息子ぺーじがうんこしたらしく 父さんが 「くちゃいね～」「うんち出たね～」 と、ぺーじに話しかけている。 調理に手をつけちゃったので、ちょっと放っていたら ちゃんと父さんがオムツを替え、処分まで全部やってくれた。 　ありがたい　 ただ、すべてが終わるまでずっと 「くっさー」「うわっ」「何食ってんだオマエ」 と、くさいトーク連発 台所にいて、おかしくて仕方ない 上の兄貴ぺーいち、娘ぱちこの時の事を思い出した。 * * * * * * * * * * * * もう少し大きくなって、トイレでうんこできるようになると 今度は、お尻を拭いてやらなければならない。 確か、兄貴はパパ・ママどっちでも、黙って拭かれていた。 ところがぱちこときたら、 その時の気分でケツ拭きを指名する 用が済むとトイレから 「ママー」「パパー」 とお呼びがかかる。 ・・・ケツ拭きに指名されたら、行かねばならない 食事中はどっちが呼ばれるか、ロシアンルーレット並みのハラハラだ。 「パパー」ときたらラッキー すかさず 「パパだってさ」 と、ケツ拭きに任命された父さんを、トイレに行くよう促す。 もちろん、気分だからその逆もあり * * * * * * * * * * * * 今朝、うんこオムツを替えている父さんを見て、 そんな懐かしい事を考えた。 さて、我が家の暴君ぺーじは、どんな風になるのかな・・・と憂う母であった