「○○は、染めているのか?!」の、話・・・
高校の頃、担任の先生に、尋ねられた事が、ありました。 部活も同じ、スポーツ万能の○○さんは、髪の毛が、茶色くて、綺麗な色を、 していたのです。これは、勿論、地毛、だったのですが・・・ ある日、先生が、「○○は、髪、染めているのか?』と、聞くのです。 「染めてませんよ~!』なんて、返事しながら、思ったのです。 ○○さんは、パーマはかけるけれど、染める子じゃ~ないなぁ~、って、思っ ていました。 また、ある日、違う友達が、指輪だの、ピアスだの、化粧だの、の、事で、先 生に、しこたま、絞られた様で、その事に対して、何故か、○○さんと、数人 で、担任に、文句を言いに、でかけた事が、ありました。 その時、先生は、「俺の、言っている事よりも、△△の言う事を、信じるんだ な?!」と、言うので、「はい。」と、答えたのです。 当たり前でしょ~?!先生よりも、その友達との、付き合いの方が、どんなに、 親密であるか・・・ 先生なんて、何にも、分かって、ないじゃないの・・・って、思ったのです。 その時、ハタッ!・・・と、気が付いたのです。 それこそ、当たり前じゃ~、ありませんか・・・?そんな、細かい所まで、全 てを、把握する事なんて、できる訳、ないでしょ~。それを、先生に望むのは、 ちょっと、傲慢な話かも・・・?! 少なくとも、先生は、理解はしていなかったかも、知れないけれど、理解しよ う、と、努力は、していたのだから・・・ その先生が、担任になった時、「世の中に出たら、馬鹿を見る事が、いっぱい だから、せめて、学校の中だけでも、正直者が、馬鹿を見ない、世の中にしよ う!」と、おっしゃいました。 未だに、その志を、忘れたくない、私、なのです。