小説家わかつきひかるのブログ

北島ファミリー装い出世払い詐欺…“自称”演歌歌手逮捕

（引用はじめ）
自主制作したＣＤやポスターを見せ「北島三郎先生とも知り合いで、先生の下で活動している」「これからテレビにもどんどん出る予定だ」などと虚偽の説明をして信じ込ませていた。

　ポスターは白のスーツなど白ずくめの服装で、演歌歌手の大川栄策と並んだように見える合成を施していたという。ＣＤには自作とみられる演歌調の歌が入っていたが「とてもヘタクソ」（捜査関係者）だったという。
（引用おわり）

「南部忠、家族」で検索したら、でてきたのはこれ。

自主制作ＣＤでカラオケ配信しているというのは、小説の世界だとアマゾンの自主配信かな。

たぶんこの自称演歌歌手さん。本人が言うように「騙したつもりはない」んです。
自称演歌歌手さんの中では、虚偽ではなく本当のことなのでしょう。現実より自分をすごく見せようとした。
意識高い系なんですよ。

こういう人は、小説の世界でもいます。自信にあふれていて、やたらと教えたがります。
そして、やたら有名人の名前を出すんですよね。

自分の実力を嘘にならない範囲で整えるのは（セルフプロデュース）アリだと思うけど、詐欺はダメです。

私は自分を実力以上にすごく見せようとは思わない。

流通や大手書店のデーターベースで検索すると、売り上げが数字という形で出てきます。
自分をすごく見せても意味がないんです。
作家は、売れるか売れないか、それだけで判断される。

私は、売れてる作家さんを友達だよーと言ったりはしない（友達であってもです）。
私はコッパ作家だけど、私は売れてる作家さんの友達になりたいのではなく、私が売れる作家になりたいのです。