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小説家になろう名称問題から池上冬樹先生のツイッターを読むようになったのですが……。
池上冬樹先生のツイッターから引用します。 @ikegami990 · 13 時間13 時間前 (引用はじめ) ▼ある新人賞の下読みで、出来はとてもいいが、線が細く、また物語的もこぢんまりとしていて、これ以上のものは書けないだろうと思わせる作品に出会った。新人賞をとっても次々に書けないなら賞を与えるべきではない。明らかに書けない人たちがいる。とても完成度が高くても。1作で終わる人たちが。 ▼2)ある新人賞をとって、数作後に沈黙して、別の新人賞に応募してきた作家がいた(こういうのが増えている)。応募作を読んで発想はいいし悪くはないが、これで出涸らしだろうと思った。手堅くうまいが勢いがない。どこかの出版社から突き返された作品を応募したのだろう。だから厳しく採点した。 ▼3)しかし結果的にそれが賞をとった。最終候補に残ることも意外だったが(この人はこれ以上書けませんよと強く指摘したのに)、編集部の見方は違っていたのかも。で、その人、受賞作のあと一冊も出していない。書けない人に賞を与えては駄目。過去に賞をとった人にはなおさら厳しくしないと。 (引用おわり) あああ耳が痛い。胸がえぐられるようです。 これが選考する側の典型的な考え方だと思います。 投稿するほうとしては「小説の出来だけで判断してよ」と思うけど、のびしろを含めて考えるから、一度どこかで賞を取った(デビューした)作家は、新人賞では不利な扱いを受けるんです。 でも、営業は大変なんです。 ライトノベルに進出したとき、3社連続で「ポルノ作家は新人賞に出せ」と言われました。 時代小説進出計画がうまくいかず、もう一度小説をはじめから勉強しなおして、投稿からはじめようかと思ってるので、選考する側の本音を読むと胸が痛みます。 アラ50で来年でライター生活20年で美少女文庫のレジェンドでも、私はまだまだ発展途上です。 ![]() いっそ経歴隠して投稿したろかな。
最終更新日
2016.04.05 20:59:01
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