小説家わかつきひかるのブログ

講談社ラノベ文庫から６月３０日、「君に謝りたくて俺は」が発売されます。

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イラストは羽鳥ぴよこ先生です。

例の詐欺編集者に騙されたところです。

通り魔に遭って刺されたような事故ですが、なんとか形にすることができました。

今ゲラチェックしています。

わかつきはトラブルばっかりだ。わかつき本人に悪いところがあるからだろう？　売れてないからトラブルだらけなんだろう？　営業しているから足元を見られるんだよ、と笑う人はいるでしょう。

私もそう思っていました。私に悪いところがあるんだろうと思っていましたが、編集運は純粋に運です。
売れゆき関係ありません。依頼か営業かも関係ありません。

私の体験では、増刷に次ぐ増刷で年に１３冊書き下ろしをしていたときが、いちばん編集運が悪かった。依頼してくる編集者のほとんどがオナ^ニー編集なんです。あの頃は編集者は敵でした。

あのときの編集者で刺し殺してやりたい、私の知らないところで幸せになっていらっしゃったらいいなぁ、とひそかに幸せを祈っている方はいますが（京女）、あの人たち失踪したり退職したりされていますので、二度と逢うことはないと思います。

せっかくの売れ期にオナ^ニー編集者に消耗させられずにすんでいたら、今の私はもう少しましな作家になっていたのかもしれないなと思うときはありますが……。

過去に戻って人生やりなおしたい。あの頃の私に、そいつは失踪するんだから、さっさと編集長に電話を掛けてそいつの異常さを説明して担当者を変えてくれと言え、とアドバイスしてやりたい。

ということで、新刊はタイムリープものです。