小説家わかつきひかるのブログ

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伝説の幼女王（300歳）頼れる冒険者とダンジョンへ旅立つ 1【電子書籍】[ わかつきひかる ]​
ＨＪ文庫から１０月１日に発売です。
（引用はじめ）
魔法と威光を炸裂させて、幼女王が国に蔓延る悪漢を斬る！

「助けてくださいっ！」悲痛に叫ぶ村娘を荒くれ者から救ったのは、偶然通りかかった四人組。ありふれた冒険者に装う彼ら、実は伝説の魔法使い《はじまりの女王》クラウディアと、その最強の家臣たちだった！　娘の苦難の裏に悪徳商人の陰を見た一行は、迷宮探索を後に回し、悪党どもの成敗に乗り出すーー頼れる御伴を従えて、300歳の幼女王が快刀乱麻に悪を裁く。異世界ファンタジー漫遊記、ここから旅がはじまります。
（引用おわり）

このあらすじを見て、勘のいい人なら、元ネタが何か気付くと思います。何だと思いますか？

水戸黄門です。
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水戸黄門 天下の副将軍/月形龍之介[DVD]【返品種別A】​

編集長から「テレビ時代劇をライトノベルに落とし込みたい。わかつきさん書いてくれませんか」と電話がかかってきました。

桃太郎侍とか暴れん坊将軍のようなチート主人公が活躍するお話にするか、必殺仕事人みたいな暗殺者集団にするか、木枯らし紋次郎みたいなアウトローにするか迷ったのですが、水戸黄門女体化、しかもロリババって楽しいよね？　と思いつき、水戸黄門を下敷きにしました。

黄門様は齢３００歳のロリババ女王陛下。
助さん角さんは、文官長と近衛隊副官。
由紀かおるはメイドアサシン。
風車の矢七はアサシンの頭。

こういうことを書くとわかつきは盗作をしていると非難する人が必ず出てくるのですが、ストーリーに著作権はありません。
影響を受けたお話を元に、自分というフィルターを通してまったく違うお話を書くのはＯＫなのです。換骨奪胎という手法です。

書いてみてわかった。ファンタジーって時代劇です。売れてくれたらいいなー。よろしくお願いします。