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小説家わかつきひかるのブログ

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2020年12月16日
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昨日の炎上案件で、びっくりさせられたのがこれ。

「風光る」漫画家渡辺多恵子、このコロナ禍でオフ会を企画してしまう

渡辺多恵子氏はベテランの少女漫画家さんです。私の年齢の女性だと、みんな知っている漫画家さんのひとりです。


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小説の好きな人には、コバルトの氷室冴子の少女小説のイラストだと言えばわかると思う。

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オフ会そのものは、予防に気をつけて行えばいいと思うのですが、びっくりしたのがいさめてくれた人に意固地になって言い返していることや、!!を多用する攻撃的な文章。偏った考え方です。陰謀論がお好きでいらっしゃるようです。

なんかもう、ぽっかんとなってしまって、思わず検索してしまったところ、20年ほど前から、あちこちで問題を起こしていらっしゃることを知りました。リンクは貼りませんが、興味のある方は検索してください。

えー。知らなかった。こんな人だったんだ……。60代にもなってそれはないんじゃないの? いや違う。60代だからこそだ。若いときにデビューして、先生と呼ばれて、ずっと第一線で活躍してきて、周りにいさめる人間がいないとこうなってしまうわ。

編集者が作家にいうべきだという意見がありましたが、編集者は発注者、作家は下請け職人です。雇用関係はありません。編集者は作家に対して、アドバイスなんてできないのです。だから編集者は、年上の作家を嫌います。

売れると勘違いしてしまうんですよ。私は偉い人間だと思ってしまうんです。小説が売れることと人間の偉さは違うのに。先生なんて呼ばれるとよけいです。そして、勘違いしたまま来てしまうんですよ。

私は増刷がかかりまくりの時期がありました。ところが、編集トラブルに苦しめられて偉い人間だと勘違いする余裕はなかった。売れて増長した体験は皆無です。

大賞を取って「まだ誰も書いて無い小説だね。新しいよ」と褒めてもらっても「この人は私を騙そうとしているのだ」と思ってたし(その小説、他社で「女の書いた甘ったるいコバルトみたいな話売れるわけがないが、うちのレーベルの力で赤字にならないようにして売ってあげます」と言われて握り潰された小説だったんです。原稿を返してと言ったら怒鳴りまくられ、あげくレーベル廃刊、編集退職です。あのパワハラ編集、いまどうしているんでしょう。今は70代のはずだから、頑固で攻撃的な老人になって、今も若い女を相手に怒鳴りまくって威嚇してるのでしょうね)。

増刷がかかっても、何かの間違いだから手をつけてはいけないと思ってた(信じられないでしょうけど、間違い振り込みが何百万もあって、何回も振り込み返さなくてはならなくて、振り込みを信用することができなかったんです。派遣社員だった私は驚くばかりでした。当時は未払いも多くて少額訴訟したほど)。

年を取ると意固地になるし、自分ルールに固執するので、私も気をつけないといけないと思っています。まして私は今、小説教室とかで先生と呼ばれるので、勘違いしそうで怖いです。謙虚に学ぶようにしないと。いさめてくれる人を大事にしようと思います。





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最終更新日  2020年12月16日 09時32分58秒



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