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2012.05.09
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野球の魅力は他にもある――。

 統一球の是非についての報道を見るたびにそう思う。

 昨季から導入された統一球の影響で、セ・パ両リーグのホームラン数は激減。その流れは今季も変わらず、完封試合が激増するなど「投高打低」の現状を疑問視する声が続いている。先月24日には、プロ野球選手会会長である阪神の新井貴浩選手が統一球の再検証をNPB側に申し出る事態にまでなった。

 確かにデータが示す通り、「投高打低」は否めない。

 だが完封試合とまではいかなくとも、最少得点の試合でファンを魅了できないものか……ホームランこそ出なくても、少ない得点をめぐるギリギリの攻防はファンを魅了するはずだ。

 一発逆転ホームランは野球の醍醐味の一つだが、それがすべてというわけでもないだろう。投手を含めたディフェンスの妙味も野球の魅力を物語る一つではないだろうか。

 そのディフェンスの妙味を見せつけている選手がいる。

 昨季、初のゴールデングラブ賞を獲得した阪神・鳥谷敬遊撃手である。

鳥谷はあらゆる面で守備力が向上し、しかも安定してきている。
“打球が抜けない”といっては大げさかもしれないが、今季の鳥谷の守備は、『内野安打は許さない』、『エラーが期待できない』。そう表現できる。

 一歩目のスタート、左右や前へのアジリティ、スローイングの正確さ。

 ゴールデングラブ賞受賞もさることながら、今季に入って感じるのは、全ての精度が以前にも増して上がってきているということだ。安定のレベルが昨季よりも高くなっている。

 久慈照嘉内野守備走塁コーチが証言する。

「鳥谷の守備は安心して見ていられる。ここ数年ずっとそうですね。でも、それは劇的に良くなったということではなく、彼の数年の努力のたまものでしょう。キャンプの1カ月も決して無駄にはしていなかったですからね」

試合前、必ずフリー打撃で練習する鳥谷の意図とは?
 鳥谷の試合前の練習を追いかけていると、彼がいかに成長してきたかという、その一端を見ることができる。

 ホームでの試合のことだが、グラウンドに出た鳥谷はアップを終えると、真っ先にショートのポジションに入る。そして、そこでフリー打撃の打球を受ける。意外に思われるかもしれないが、フリー打撃を受ける内野手はプロでもそう多くない。フリー打撃は打者に気持ち良く打たせるものだから、当然、受け手を意識しない痛烈な打球ばかりだ。その分、単なるノックと違って培われるものも大きい、とみる。

 鳥谷は言う。

「ノックはどこに飛ぶかは分かりますから。(ノックを受ける意味とは)打球への反応と言うより、あくまでグラウンドの特徴をつかむというものです。フリー打撃は一歩目の速さや打球の反応の練習になるので、ノックとは違うものがありますね。

 今年と去年で、(僕自身の)何かが変わったということはないですね。ただ、練習の中で捕れなかったボールに対して、なぜ捕れなかったか追及してきて、それが積み重なってきたのかなというのはあります」

同じ轍は2度と踏まない! 巨人の俊足・藤村をアウトにしたプレー。
 5月4日の対巨人戦で、鳥谷の成長ぶりが良く分かるプレーがあった。

 5回表1死、巨人の2番、俊足で知られる藤村大介が鳥谷の前に緩い打球を放った場面だ。藤村の足と鳥谷は競争し、これに勝つ。内野安打を許さなかったのだ。実は、このプレー、昨季に似たシーンがあった。9月23日のこと、同じように藤村が鳥谷の前にゴロを打ったのだが、一瞬、スタートの遅れた鳥谷は、藤村を内野安打にしてしまっていた。

 この二つの打球が全く同じとは言えないものの、舞台は同じ甲子園球場。また、藤村の一塁到達タイムで言うと、4秒弱という数値はほとんど変わっていなかった。つまり鳥谷は、藤村の足に対して、アジャストしてきたというわけだ。

“野球は想像力(創造力)と記憶力のスポーツ”と言われる。過去に体験したプレーを記憶し、練習の中で想像あるいは創造し、次のプレーに生かす。この言葉を借りると、鳥谷のひとつひとつのプレーレベルが上がっているのは、過去の無数の記憶から高いレベルのプレーを想像(創造)することを積み重ねてきた結果といえる。

「時には正面の打球を逆シングルで捕ってみたり」
 鳥谷は言葉をつなげる。

「ホントに、日ごろの積み重ねが大切だと思います。ひとつのゴロに対してどう捕るか、素早く投げるにはどうしたら良いか、いつも考えてきて、時には正面の打球を逆シングルで捕ってみたりといろいろ試してきた。そういう積み重ねで、ひとつずつできるようになってきたのかなと思います」

 久慈コーチは、鳥谷の意識の変化を強調する。

「意識の変化はあると思いますよ。ゴールデングラブを初めて獲ったからね。自信になっているのもあるだろうけど、それ以上にまた獲りたいという意欲が湧いてきてると思う。その気持ちがあるからプレーに安定感があるんでしょうね」

 鳥谷がその小さな積み重ねを続けていく限り、彼のプレーレベルはまだ上がっていくのだろう。鳥谷のプレーを見る楽しみも、これから先、まだ増えていくはずだ。

広島・前田健が完封ペースで投げ、阪神のニ遊間が鉄壁の守備。
 少し遡るが、4月24日の阪神vs.広島の試合は、今季のプロ野球で、これまでのベストゲームとも思えるような素晴らしい試合だった。

 広島の前田健太と阪神・メッセンジャーが先発。前田健は8回を2安打と好投し、阪神もメッセンジャーを中心にディフェンス面が試合を締め、白熱した投手戦を展開した。

 4回表、2死一、三塁の場面で、広島の5番・広瀬純が放った二遊間のゴロを鳥谷が好捕。7回表には、1死一塁から、広瀬の二遊間のゴロを今度は平野恵一が上手くさばき、鳥谷とのコンビで併殺を成立させた。

 広島・前田健がそのたぐいまれな投球術で試合を光らせたなら、阪神は二遊間の守備力で0-0が続く緊迫した試合を特別なものとしていた。試合は、広島の3年目・堂林翔太の一発で決したが、この1点がたとえホームランではなかったとしても、この試合は白熱した投手戦としてファンを十分に魅了したはずだ。

 完封、投手戦、僅少差試合……ホームランが出ないからといって、野球に魅力がないわけではない。

 簡単に味わえるものではないかもしれないが、完封をめぐる攻防やディフェンスの妙味もまた野球の魅力を物語る醍醐味なのだ。

 鳥谷の守備を見るためだけにチケット代を払う……私はそれが惜しいとは思わない。

 打線低調で負けが込んでいる今の阪神だが、観客がお金を払うに値するプロフェッショナルなプレーを鳥谷は見せている。







最終更新日  2012.05.09 05:31:17
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