チームワークと思いやりの心を育てる~ラグビー鬼ごっこ
◇ラグビー鬼ごっこ◇今日は、ちょっと変わった鬼ごっこを紹介しますね。高学年でも楽しめる鬼ごっこです。☆用意するもの ボール・帽子☆遊び方1.帽子をかぶっている子が鬼です。2.普通の鬼ごっこと同じルールですが、ボールを持っている子は、タッチされません。3.逃げている子は、ボールをパスして、鬼に追いかけている子にボールを渡してあげるようにします。4.ボールを持っていない子が鬼にタッチされたら、鬼と交代です。言葉で説明するのは、難しいですが・・・。なんとなく、イメージは伝わったでしょうか?簡単に言うと、ボールを持っている子はタッチできない鬼ごっこということです。人数が少ないときは、ボールも鬼も一人ずつでいいし、クラス遊びのような場合は、ボールの数を増やしたり、鬼の数を増やしてもいいですね。また、最初は一人の鬼で、タッチされるごに鬼が増えていくルールにしても、面白いと思います。この遊びの良いところは、自分だけ鬼から逃げたらいいっていうルールではないところです。はじめは、自分が逃げるのに必死になる子もいるでしょうが、それだけでは面白くないことに気がつくと思うのです。また、自分が鬼に追いかけられているときには、「誰か、助けて~、パスして~。」と大きな声で助けを呼ばなければいけないし、ボールをパスされた人は、どうしたら鬼に追いかけられている子を助けられるかを考えないといけません。なかなか、奥の深い遊びでしょ?子どもたちがゲームばかりしていると嘆くだけでなく、ゲームよりも楽しい遊びをひとつでもふたつでも、伝えていくことも大切なことなのかなぁと思います。私たちが子どもの頃は、大人が遊びを教えてくれなくても、近所の大きなお兄ちゃん、お姉ちゃんと遊んでいるうちに、たくさんの遊びを知ることができました。でも、今は、そういうサイクルが途絶えてしまっています。そもそも、みんなで遊べる場所も少なくなっているし、子どもたちが自由に遊べる時間も短くなってしまっているのですが・・・。小さなことからでも、ひとつひとつ、何かを変えていかないと。