ワキガの治療について!
ワキガ対策には、主に「臭いを少しでも減らすための対処療法」と「手術で原因を取り除く治療」の二種類があります。ここでは、ワキガの根本治療となる手術について説明したいと思います。ワキガの手術と言っても、幾つかの種類があります。◆クイック法・電気凝固法(高周波・超音波治療法)毛根に高周波を流したり、超音波をあてて、ワキガの原因となるアポクリン腺や皮脂(分泌量が多すぎるとニキビや吹き出物などの原因になってしまいます)腺、エクリン腺を破壊・除外する方法です。・電気分解法毛根に高周波を流して、アポクリン腺(密度や大きさなどによって、ワキガの有無やワキガの程度を判断できます)や皮脂腺の分泌口を破壊しますが、一時的な効果しかありません。・ボトックス注入法(注射)ボツリヌス菌と言った毒素を排出する菌を注入することで、一時的に汗腺の働きを抑制する方法です。◆手術・剪除法アポクリン腺を1つずつ、目視確認しながら切除していきます。・切除法脇毛の生えている一帯を、皮膚・汗腺ごと切除してしまいます。・皮下組織吸引法脂肪吸引のように、皮膚に穴を開けて管を通し、脇の下の汗腺を吸引して取り出す方法になります。・皮下組織削除法皮膚に入れた切れ目から、汗腺などと言った組織を切り取ってしまう方法です。・皮下組織掻爬法数センチの切り込みから器具を差しこみ、汗腺などを掻き出してしまう方法です。以上のようにワキガ手術には、短時間で簡単にできるものから、入院が必要な手術までさまざまあり、その持続効果や根治力・傷跡の有無に関しても大きな違いがありますから、そのメリット・デメリットをよく考えた上で決めるようにしましょう。ワキガの対策では!