わくわくBOOKランド 今日の一冊

2008/05/13(火)21:02

DVD「父親たちの星条旗」を視聴

DVD(762)

父親たちの星条旗(期間限定)(DVD) ◆20%OFF! 商品のストーリーとしてはネット上では アメリカ、ウィスコンシン州で葬儀社を営むひとりの老人。今、彼には最期の時が迫っていた。彼の名は、ジョン・“ドク”・ブラッドリー。彼は1945年、太平洋戦争の激戦地として名高い硫黄島に、海軍の衛生兵として出兵していた。しかも、その時撮られた1枚の写真によって、米国中から“英雄”と讃えられた輝かしい過去があった。しかし彼は、その事について決して語ろうとはしなかった……。硫黄島で何を見たのか。父は何故沈黙を貫こうとするのか。父の最期を見守る彼の息子が、硫黄島の真実を辿り始める……。 原作である「FLAGS OF OUR FATHERS」は、ジョン・“ドク”・ブラッドリーの息子ジェイムズ・ブラッドリーによって書かれた。彼は、父の沈黙に秘められた真実を知るため、何年もの歳月を費やし、父が見た硫黄島の真実に辿り着く。この本に感銘を受けたのは、メガホンを取ったクリント・イーストウッドだけではない。既に戦争映画『プライベート・ライアン』で2度のアカデミー賞(監督賞)を受賞したスティーブン・スピルバーグも、本作の映画化権獲得に尽力し、製作に情熱を注いだのだ。このアメリカを代表する二人の映画人が、戦争に対峙するアメリカ人と彼らの喪失を真正面から捉え、あますことなく描いている。この映画は、日本人が知らなかったアメリカの苦悩と喪失を教えてくれる。 とありますが、ご存知のように日本側の視点で描いた『硫黄島からの手紙』とは違い、アメリカ側視点の作品で、硫黄島での死闘の戦場に星条旗を打ち立てる有名な写真の被写体となった兵士たちのその後などが描かれた作品。 以前に「硫黄島からの手紙」は見ており、こちらはようやく借りて見てみましたが、個人的にはこちらの「父親たちの星条旗」の方が良かったです。 日米と両方の視点で映画とし、決して戦争を美化せずに、戦後の傷跡を映像としてよく表現していたようにも思いますし、戦争で傷ついた兵士の心を丹念に綴り、その悲劇が現れています。 派手な戦争映画ではありませんが、こういう作品こそ戦争とは何かを改めて考えさせられるものだとも思いますし、戦争の愚かさや悲惨さを改めて認識させられました。

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