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昨年から一年、
早いような、ついこの間のような・・・。 妻は、一年前のこの日、もちろん仕事だったので、(金曜日だったし) 会社の神宮前のオフィスにいました。 いきなり?の揺れでしたが、これほどの被害が出るような地震には感じなかった、正直。 夕方まで仕事を続けていたんだけど、テレビの速報を見ながらで、 交通が止まっていることを知って、通常より少しはやめの退社となった。 でも、すでに電車は止まっているので、渋谷まで徒歩で出て、 長い列を待ってバスで夫の実家に非難しました。 自宅のある埼玉方面なんで、どうやって歩けばいいのかもわかんなくて、 土地勘もまだ未熟だったので余計かな・・。 何とかバスに乗ったけど、六本木の交差点を右折するにも交差点に入ってから30分もかかったり、時間はかなりかかったと思う。 狭いバスの車内で、窮屈もつらかったけど、 バス停に止まるたび、おじいさん?が「もう乗れないじゃないか!まだ乗せる気か?!」って 不満の怒号を発生し、一触即発の雰囲気が、なんとも怖く、年長者がなんて見苦しいんだろうって、 皆つらいのはおんなじなのに。 おばあさん?なんて、聞えるように大きな声で、「痛い痛い!」って騒ぐ。 大きな買い物の荷物を持って、無理な姿勢で大変なのは分かるけど、 皆耐えながら乗ってるのに、 あんなとき申し訳ないけどお年寄りって、 もちろん弱者かもしれないけど、なんだかわがままな気がした・・。 バスの運転手さんは、 「乗れないことを言ってあげないといけないので、一度とめて扉を開けるんです! 辛抱してください!」 って一喝。 バス停には人がやっぱ待っていて、乗りたいのは皆同じ。 無理やり乗ってくる人もいて、騒然となって。 緊急時の人間の浅ましさって、こんな状態なんだ・・ って、恐ろしくも思った。 ぽんちゃんは夫と埼玉にいて、あたしも携帯はつながらないから、 どうだったんだろうって心配だったけど、 まずは分かる場所にたどり着くので必死なあたし。 夫の実家近くに何とかたどり着いてやっとほっとした。 次の日は電車は何とか動いたからぽんちゃんと夫のもとに帰れたけど、 本当に、すごい一日だったな。 渋谷まで明治通りを歩く様子は、 ここって、日本? って恐ろしくなった。 電車が止まるって、何て事なんだろうって、 東京の交通の脆弱さをしみじみ感じた。 それからも会社へ行く電車の乱れはしばらく続いて、本当に大変だったな。 それからいろんなテレビ番組で震災、と言うか、津波の被害を見てきたけど、 それこそ、現代とは思えない風景で、怖くなる。 物資の不足を嘆いているくらいならまだ幸せだなって・・・。 阪神大震災も奈良で経験したけど、 今回の地震は、揺れも長く、2時的な津波や原発被害があったから、 爪あとはもっと大きい。 復興は、おそらくあたしなんかが生きている間には無理なんだろうな、って思う。 被害にあった方にはお悔みを・・・。 今無事であることを感謝して、 合掌。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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