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カテゴリ:出来事
朝8時15分に、畳屋さんがやってきました。
父と息子の二人、親子で営んでいるようです。 まずは、親の寝室から畳の引き上げが始まりました。 タンスなどの家具は、畳屋さんが動かしてくれるので楽チンです。 その物音に、隣の部屋で寝ていたタイショーはびっくりして、 一目散に外へ逃げました。 そう言えば、タイショーに畳屋さんが来ることを話していませんでした。 次は、茶の間に移動して、サクサクと畳の引き上げは終わりました。 私の部屋は、畳屋さんの都合で明日になりました。 すべての畳を車に積んだ後、畳屋さんと母とで、畳表と畳縁のサンプルを 見ながら、どれにするか相談が始まりました。 ちなみに、今回の我が家の畳替えは、表替えです。 畳替えについて調べてみました。 畳替えとは大きく分けると、裏返し、表替え、新調の3種類があります。 <裏返し> 畳表を取り外して、裏側を表面にし、緑を新しくします。 3年がめやすですが、表面が薄くなっていたり、糸が切れていたりすると 出来ない場合もありますし、麻糸の良い畳表であれば6・7年経っても きれいな場合もあります。 <表替え> 現在付いている畳表(ゴザ)を取り外し、下地(床)はそのままに畳表だけを 取替え利用することです。5~6年がめやすです。 衣服に畳のカスが付くようになったら替え時です。 <新調> 畳表と、床をまるごと交換することです。20年がめやすです。 畳がぶよぶよしてきたり、薄くなってきたりしたら替え時です。 畳屋さんが、畳表のサンプルを見せながら、産地と価格、織りの違い などを説明してくれました。 中国産が大嫌いな母は、国産の中より上の表畳を選び、 畳縁はエンジ系でお願いしました。 「午後3時頃には、仕上げて持ってきます」と言って、 畳屋さんは帰っていきました。時計は9時を指していました。 畳を上げた部屋を見に行くと、黄色く変色した新聞とほこりだらけでした。 新聞の日付は1988年でした。この年に畳の裏返しをしたのですね。 急いで床を掃除をして、2007年の新聞を敷き詰めました。 午後は、自分の部屋の荷物や家具を隣の洋間へすべて移動させました。 今日、畳を持っていってもらった方が、早起きをしなくていいのでは? と、悪知恵が働きました。(苦笑) 午後2時、1時間早く畳屋さんが来ました。 また親の寝室から始まって、茶の間、そして私の部屋の畳を引き上げて、 午後3時に帰っていきました。 早速、茶の間へ行ってみると、イグサのいい香りがしました。 畳表は薄いグリーン色で光沢があり、部屋が明るくなりました。 ちょっと紫がかったエンジ色の畳縁もいい感じです。 その後、自分の部屋の掃除をして、床に新聞を敷き詰めました。 夕方、タイショーは帰ってきましたが、朝とは違う光景に驚いている ようでした。不思議そうに新聞の敷かれた部屋を隅から隅まで歩き、 その後、荷物だらけの部屋、親の寝室、茶の間を見て回りました。 その夜は、荷物の置かれた部屋の隅で寝ることにしたのですが、 タイショーは寝てくれるか、、、ちょっと心配です。 明日へ続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.10.25 03:49:51
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