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Toshi's recommendation.

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リバース・スニーズ・シンドローム

2007年4月末

リバース・スニーズ・シンドローム【逆くしゃみ症候群】

→ 【動画】ベガの様子

【この病気について】
逆くしゃみ症候群とは鼻孔から空気を急速に強く音をたてながら連続的に吸い込む発作をするという特徴を持っています。
これは10秒~2分で終わります。
この発作は散発的に起こり、きっかけは判りません。
犬はこの発作の間、頭を前方に伸ばし立っています。
発作の前後は犬は全く健康なように見えます。
犬がおかしいように思われることもありますが、意識がなくなったり虚脱するようなことはありません。
多くの犬が生涯にわたってこの発作を起こします。
正確な原因は判っていませんが、副鼻腔炎や上部気道疾患に関係があるとされています。
犬が鼻腔にある粘液を意識的に出そうとしているのではないかとも考えられます。
実際、多くの犬が発作の終わりに分泌物を嚥み込みます。  
老齢犬に突然症状が現れたり、発作がひどくなったり、急に回数が増えたときは、鼻腔や胸部をよく調べてみる必要があります。

【治療の重要ポイント】
1.発作の回数が少なく、きっかけがはっきりしていない時は治療の必要はありません。
2.胸部をマッサージしたり、鼻に息を吹きかけたり、軽く素早く胸を押したりすることで、うまく発作を押さえられた例が報告されています。

【次のようなときには、すぐに病院へ連絡してください。】
●発作の回数や程度が変化したら。
●鼻から分泌物を出したり、よく咳をすれば。
●一般健康状態が変化したら。

※動物病院で診察の際、いただいたものをそのまま記載いたしました。
気になったときは、まず診断されることをお勧めします。



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