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カテゴリ:コーチング
先日、ゴスペルレッスン仲間のMちゃんが遊びに来てくれました。
彼女は二児のママなのですが 一人目も二人目の時も産んだ半年後にはレッスンに復帰してきたという 歌うことが大好きな人♪ 最近のレッスンの様子や子育て話などで盛り上がりました。 ひとしきり話に花を咲かせた後、Mちゃんが 「○○ちゃんに相談にのってもらいたくて・・」 と切り出してきました。 クワイヤを作りたくて、できたらこの春くらいから活動しようと思って 年明けから動いているんだけどなかなかうまくいかない とのこと。 ふむふむ。 いい機会なので(私にとっては)コーチングモードに頭を切り替えさせてもらって いろいろ聴いてみました。 何がうまくいかないのか等、質問しながら話しているうちに 問題点がいろいろ出てきます。 その問題がクリアできたらどんなクワイヤにしたい? と今度はビジョンをどんどん膨らめていくと具体的な形が出てくる。 Mちゃんの表情もいくらか明るくなってきました。 でもでも・・・・ 何か違う。なんだかしっくりこないの。 ん?ちょっと待てよ。 ねぇねぇ、どうしてクワイヤを作ろうと思ったの? すると レッスンだけじゃなくてもっといろんな所で歌いたいから。 歌う機会がほしくてクワイヤを作ろうと思った。 のだそう。 クワイヤを作らないと歌う機会はなさそう? という私の問いにしばらく考えた後、 Mちゃんの中から答えが出てきた。 このレッスンの講師は私達ユニットのリーダーなのですが この一年半は渡米していて代わりの人が講師を務めていました。 その人になるまではリーダーがいろんな機会を作っていたので それがなくなってしまってずいぶん物足りなさを感じていたそう。 そのリーダーが帰国してこの4月からまた講師を再開したのです。 前のセンセイが戻ってきたから もしかしたらまた以前みたいに歌う場ができるかもしれないよね。 そしたら今急いでクワイヤを作ろうとしなくてもいいかも。 様子をみて、それからまた考えてみるよ。 これがMちゃんから出てきた「答え」です。 この言葉が出てきた時のMちゃんは本当にスッキリした顔をしてた☆ 実際、話が終わった後 「すごくスッキリしたし、頭と気持ちの整理ができたよ!」 と言ってくれたのです♪ あの時なぜ私がしっくりこなかったのか 話終えてわかりました。 Mちゃんも私も『クワイヤを作りたいけどうまくいかない』というところに 視点がいっていました。 でもクワイヤを作るというのはあくまで手段なんですよね。 その奥にあるもの・・ もっと歌いたい!歌う機会がほしい! というMちゃんの本質の部分を満たし叶えるためにどうしたらいいか、 そこに焦点をあてることが一番だったのです。 本質が何かがわかれば それを叶える方法はそのひとつだけではないかもしれない。 他にも手段や方法の可能性が出てくるわけです。 Mちゃんの例で言えば、『クワイヤを作る』という点が先にきて それがうまくいかなくて悩んで動きがどれなくなってしまってたけど、 それ以外の方法(リーダーが機会を作ってくれるかもしれない)に気づいたことで Mちゃんの歌いたい気持ちを叶えられる可能性が出できたのですね! 私達はとかく方法や手段に目が行きがちです。 先に方法や手段を考えてしまうことって多くありませんか? 大切なのは本質を知ること。 本質をまず知ることで、それを叶える可能性がより広がります。 しかも余計な労力や時間やお金をつかってしまうという 回り道をしなくて済むのです。 もしこうしたいのにうまくいかない・・なんて時があったら ひとまずその手段は横において、 それをすることで自分の何を満たしたいのか、 何を叶えたいのか、に目を向けてみてくださいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.04.25 10:26:40
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