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カテゴリ:ひとりごと
週末の公園は父子ペアが本当に多いです。
昨日も公園にいた3組のうち母子ペアは我が家だけ(笑) ママは1人の時間を楽しんだりおうちのことを集中してやる。 パパは普段取れない子供との時間を満喫する。 週末はそんな過ごし方をする人が多いのかな♪ さて。 そんなある週末に見かけたある父子の光景です。 子供さんは3歳くらいの男の子。 サッカーボールを大きくしたような形のジャングルジムで遊んでいました。 そのジャングルジムには(たぶん入りやすいように)入り口があるのだけど、 男の子はそこからではなく横っちょからまたいで入ったんです。 するとお父さん、 「そんなところから入らなくても・・こっちに入り口があるよ!」 さらに男の子が棒を一生懸命またぎながらやっと外に出ると、 「ここをこうして通ったらスッと出られるんだよ」 と丁寧に教えてあげていました。 男の子はわかったようなわかっていないような。 きょとんとした表情で立って聞いていました。 すぐ側でそれを見ていた私。 『男の子は別にスッと出たいわけじゃないんじゃない?!』 と心の中でつっこんでいました(笑) スッと出れることもおもしろいかもしれないけど、 こっちを行ってみたりまたいで進んでみたり。 ごちゃごちゃあれこれと回り道をすること自体が楽しいんだよね。 子供にとっては。 大人の世界では(どちらかというと) 無駄なく効率的に目的を達成することが大事だと考えられたり 重要視されるけれど、 子供の行動、特に遊びには当てはまらないですよね。 お父さんはもちろん悪気はなく子供に「正解」を教えてあげていたのでしょう。 でも、これって本当に必要な「正解」なのかな? 大人は子供よりいろんなことを知っているし いろんな経験もしているから、確かに「正解」を知っています。 でも、コレが正しいとか、こうするのがいい、とかこうするべき、という 自分が「正解」だと思っているものは 実は自分なりの「基準」でもあり、 それが必ずしもすべての人や事柄に当てはまるとは限らないんですよね。 それをすぐに子供(相手)に与えたり、あるいは無理やり押し付けたりするのは、 結局子供(相手)から 「回り道の楽しさや考える機会や失敗する経験を奪ってしまう」 ということかもしれません。 でもこういう思い込みや押し付けって 普段の生活の中でついついやっていないかな・・・ そう思いました。 人のフリ見て、わがフリ直せ ですね。私も気をつけようと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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