バンフ コロンビア大氷原 カナダの旅NO2
バンフの町です。とても口では言い表せない風景です。自然の雄大さに驚き、又バンフは白夜で、仕事を終えた方が、その時間から、ゴルフに興じると言う、我々では考えられない、生活です。フェアモント・バンフ・スプリングスの近くにある。落差はあまりないが、静かなボウ川が急に音を立てて流れ落ちる様は壮麗だ。このあたりは、マリリン・モンローの「帰らざる河」のロケ地としても超有名だそうだ。コロンビア大氷原のアサバスカ氷河へ氷河の上を走るブリュースターの特別仕様車「スノーコーチ」で行く。コロンビア大氷原は、カナディアンロッキーの中を走るアイスフィールド・パークウエイで、パンフから北へ189Km ジャスパーからは南へ103kmに位置します。この大自然の中では、日常の悩みや、腹立ち、嫉妬等は、ほんのチッポケな事に思えました。人間の弱さを全て包み込む、大自然は本当に雄大です。偉大です。小豆島の約2倍の面積一杯に広がるまさに氷の世界。溶けた水が太平洋、北極海そして大西洋にまで注ぐ。氷河の氷は今から数百年前の地球汚染の無いころ積もった雪がその重みで圧縮され出来たもの。不純物が無く氷河の氷1cmが出来るには12mの厚さの雪が必要だそうだ。ウイスキーとグラスを持って行き、青く輝く氷河の氷で、カナディアンオンザロックを味わうのも最高だろう。大気汚染の進む今、例外なくこの雄大な大氷原も、危機にさらされている。面積がここ100年のうちに57%体積は32%も縮小してしまいやがて、消滅する運命にあるという。改めて温暖化、大気汚染の弊害が襲ってくるのだ。綺麗なまま、雄大なまま保って欲しいと心より切望する。