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カテゴリ:雑記
実は最近、福岡にあるベンチャー企業の社長さんと激しく
メールのやり取りをさせていただいている。 とあるツテで一度その会社の面接を受けたのだが、前職の 企画・編集の経験を活かせそうな職場ではあった。 結局入社はお断りしたのだが、その後も社長さんから 「ゆくゆくは経営幹部に」とまだお誘いをいただいている。 とてもとてもありがたいことだ。でも…。 今の仕事は前職と比べてしまうと、難しくてやりがいのある 仕事という訳ではないが、私がどうやら得意らしい力技での コミュニケーションスキルを日々駆使しており、それなりに 楽しめる環境である。 そして何よりいいのは、定時にきちんと帰れること。拙い ながらも毎日食事を作り、相方と一緒に食べることが できる。この生活は一度手に入れると容易に手放せない。 前の職場での仕事は本当に面白くて責任も大きく、やりがい という意味ではこれ以上の仕事はなかなか無いと思う。 ただ、やはり相方と過ごす時間は非常に限られていた。 とても印象的だったのが、同僚で会社を辞めることにした子 が「今もし旦那が死んだら私は一生後悔するから辞める」と 言った言葉。結婚したのに何もしてあげられなかったと。 私はそれを聞いて激しく動揺しながらも、仕事の面白さを その時は捨てられなかった。 でも今は、手に入ってしまった「家族と過ごすことのできる 環境」を変えるとなると、よっぽど面白くて条件もよい仕事 じゃないとね、という、なんとも贅沢な体質になってしまった ようなのだ。 しかし「経営幹部に」なんて言われるとそれはそれで魅力的 なので、その時の気分によってふらりふらりとまだ揺れ動く のも事実。ううむ、せめて北九州が本社だったらなぁ。 自分にとって幸せってなんだっけ、と考える日々なのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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