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カテゴリ:雑記
先行上映でナルニア国物語を見てきた。
※以下、若干ネタばれを含んでいますので ご注意ください。 細かく色々と言いたいことはいっぱいあるけれど、 スクリーンにでっかくナルニアの景色が広がって フォーンやセントールの姿が現れると、やはり こみ上げてくるものがあった。 小さいころ、家のたんすの中に入って街灯あと野への 入り口を探り何度も失敗したことを思い出しつつ、 コートをかきわけてナルニアへ入るのに今ようやく 成功したような気分を味わうことができた。 ただ相方が言っていたのは、原作を先に読めばよかった かも、ということ。相方は本を読んだことがないのだが、 映画を見てとても読みたくなってしまったらしい。 でもいまや、映画のイメージが頭に刷り込まれた 後なので、自分で想像する余地がなくなってしまった と残念がっていた。 これは本を読んだことのある人でも実は同じで、 自分のイメージと違和感を持った人全員が味わう 悲劇のような気がする。 例えば私は、アスランがディズニーアニメにありがちな 妙に人間っぽいくるくる変わる表情を持っていることが 一番いやだったのだが、そのアスランのイメージが 今後本を読むときにつきまとうことになる。 なんかそれは絶対にいやなので、今急いで自分の イメージを取り戻すべく、全巻を読み進めていたりする。 あともう1つだけ絶対にここだけは譲れない!と思った のが、最後の戴冠式で4人の子供全員が嬉しそうに 笑っていたこと。これは絶対にだめ~。 これではただの「ご褒美がほしかった子供」になっちゃう。 特にエドは、自分の裏切りをずっと忘れず、後に正義王と 呼ばれるほどこの話の中で人生が変わったはずなんだから、 嬉しそうに笑うと話が全部ぶち壊しになってしまう。 …既に「第1章」と謳っているあたり、きっと続編を 作るんだろうけど、次は何をもってくるんだろうなぁ。 どんどん自分の想像とかけ離れたイメージになっていくと いやだけど、行く末を見守りたい気持ちはいっぱいだ。 あ、ハリーポッターのように、子役が育ちすぎている のに無理やり同じ子を使うのだけはやめてくれると いいなー。それだけはよろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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