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カテゴリ:グルメ(九州)
私のうまいもん好きは父母から受け継いだもの。
特に父の珍しいもの+酒好きの部分は、妹も私もきっちり もらっている。家族旅行では父の好みを反映し、観光だけで なく、その土地のうまいものを食べることに全力を注ぐ。 私なぞは、行った場所を思い出すために、そこで何を食べた かを言ってもらえると一発なくらいだ。 そんな父から、今はイサキが旬だというメールをもらって しまった。三枚おろしにして、皮のままさっと湯通しして 刺身にするとうまいという。本来は西の魚だから、九州の 方が大きくていいものが手に入るらしい。 ![]() はい、普通にダイエーでごろごろ売ってました。頭から 尾まで30cmくらいのが498円。もっと大きなのが1,000円 くらいで並んでいたけど、食べ切れなさそうなので小さい 方を購入。父に習った刺身の作り方はこんな感じである。 1)三枚におろした身を、皮を上にしてザルにおき、上から コップ1杯ほどの熱湯をかける。 2)裏返して身の方にも同じように熱湯をかける。身が白く なるくらいで、こちらもコップ1杯ほど。 3)手早く氷水に入れて冷やし、よく拭いて刺身に切る。 4)二杯酢かワサビ醤油でいただく。 …これだけ読むと、なんだか皮がぶよぶよになって気持ち 悪くなりそうな気がした私たちは、半身ずつ分けて片方は 皮をバーナーで焙ることにした。 ![]() お湯をかけた半身でも同じだったのだが、皮に火を入れた とたんに、なんと皮だけ一気にギュイーーーーンと縮み、 半身が横から見てUの字にめくれてしまった。なんかすごい。 これを刺身に切ったのがこちら。 ![]() うわー、きれい ![]() ※ちなみにもちろん相方が作りました。 レシピには二杯酢とあったが、柚子で作ったポン酢とワサビ 醤油を用意し、お湯かけバージョンと焙りバージョンを かわるがわるいただく。 んんーーーー、美味。皮がかたく歯ごたえがあって、淡白な 身と柚子がよく合う。これはいくらでもいけてしまうよ、 なんて言いつつ、あっと言う間に食べつくしてしまった。 ただし、工夫した割にはお湯かけと焙りの違いがあまり 無かった。ぶー。 九州北部で美味な魚にはフグやカワハギが挙げられるが、 歯ごたえがよくて身が淡白で上品、というところがとても 共通している。福岡が焼酎圏ではなくて日本酒圏だという のも、こういった淡白な魚に合わせてそうなってきたの かもしれない。 というわけで、九州に越してきて早くも3年目になるけど、 まだまだ体験していない食材がたくさんあるので、また色々と ご報告していきたいと思います。お楽しみに~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 30, 2006 05:09:39 PM
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