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カテゴリ:グルメ(九州)
ハモというのは、関東では案外なじみが薄い気がする。
京都で牡丹ハモの梅肉添えなんて出てくると、高級で 上品でいきなり緊張してしまう、そんな感じ。 ![]() ひーーーーーー。すり身が298円 ![]() 以前の日記でご紹介したことのある「ケンちゃんの村」 というスーパーで何気なく売っていたのでありました。 やったね、九州! もちろん速攻買いです。 しかし、いかんせん初めての食材なので、難しい加工は 避け、ハモの持ち味を殺さない直球勝負がいい気がする。 これは最もシンプルなお吸物でいくといいのでは、という ことで相方と意見が一致したので、鰹節と昆布で一瞬 だしをとり、お酒、みりん、砂糖、うす口醤油で薄く味を つけただけのだし汁を用意する。 ネットで色々と調べて、お団子はハモだけのつなぎ無しの ものが一番贅沢な作り方のようだったので、今回はそれを 信じ、すり身を手で丸めるのみでいく。 ただし、つなぎが入っていないまま熱湯に入れると崩れる そうなので、だし汁をゆっくり弱火で温めながら、ハモ団子 を1個ずつ丁寧に丸めながら投入する。火が通ったところで お椀に盛り、柚子皮をぱらっと散らせてできあがり~。 ![]() うみゃーー、うみゃいよーーーー!!! 白くてふわっとしたハモ団子を、ハフハフいいながら 頬張るこの贅沢。ただすり身を丸めただけなのに、驚くほど ふんわりとしていて、魚臭さとは全く別物のハモの香りが 口いっぱいに広がって溶けていくのでありました。 ただ、1点だけ反省するなら、ハモをもう少し細かくする方が より崩れずふんわり感もアップしたんじゃないかと思う。 パックに「すり身」と書いてあったので油断しちゃったが、 もう少しすり鉢でするか包丁で叩くかすると、より口当たり が滑らかになりそう。次は料亭クラスを目指して頑張るぞー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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