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カテゴリ:グルメ(九州)
夏休み第1弾で、大分・久住( くじゅう )高原へ行ってきた。
小倉から車で3時間程度。CREAのホテル特集号で知り、 行ってみたい!と思っていたオーベルジュ「ア・マ・ファソン」 を訪ねた。 「オーナーが外国に出かけては勝手にインテリアを 買ってきちゃうんですよ」(フロントの方談)というだけ あって、細部まで凝った造りになっている。 お部屋の玄関はスペインのタイルとドアでいい感じ。 ![]() 加えて、全9部屋に24時間掛け流しの天然温泉がついている! というのがまた素敵~。 ![]() 窓を開け放すと、眼下に広がる阿蘇の風景…。極楽っす。 チェックイン14時・チェックアウト11時なので、1泊で4回 お風呂に入ってしまった。ぷはぁ。 そしてお楽しみのディナーは、フロントのあるメインの 建物にて。 ![]() 壁にいくつもフレンチドアが並んでいて、遠くに阿蘇五岳、 近くに久住高原が広がる絶景をゆったり楽しむことができる。 九州は日本でも西の端なので、例えば東京と比べると日没が 30分くらい遅い。なので、今ごろなら19時過ぎまでこの景色を 味わいながらディナーを楽しめる。酔いが回ってきた頃に ちょうど黄昏れてきて、うん、こちらも極楽。 まずは冷たい前菜で、蟹とグレープフルーツのサラダを いただいた。 ![]() うーん、華やか! 食べちゃうのがもったいないくらい。 ピリ辛のドレッシングとグレープフルーツの酸味で夏に ぴったりの爽やかさ。私は実はこれが一番おいしかった。 温かい前菜、冷たいスープに続いて出たメインのお魚は 蒸した鯛に揚げた胡桃がのっていて、あっさりした白身に 胡桃の油分と香ばしさがマッチしていて面白い。でも ちょっと胡桃が多かったかな。 レモンシャーベットに続いていよいよ出てきたメインの お肉は、牛ロース焼きマンゴーヌードル添え。 ![]() マンゴーヌードル = マンゴーの実を細く切ったもの だったのだが、果物+肉という組み合わせがあまり好き ではない私は恐縮ながら別々にいただいた。お肉は ジューシーで激うま~。地元の豊後牛でしょうか。 お料理は全体的に、とにかく見た目が華やかで、食材の 組み合わせが変わっているという印象だった。なので 好みが分かれるものもありそうだと思うが、味付けが ガツンとしているのは嬉しかった。ただし男性には ちょっと量が少ないかも。 デザートはラムレーズンアイスクリームのアメリカン チェリーソースがけ。 ![]() 横に添えてあるのは、春巻きの皮みたいのでチョコを くるんで揚げたもので、トッポの高級版みたいなの。 お花はハルジオンだそう。 アメリカンチェリーの熟れ具合が今ひとつなのが残念 だったけど、ラムの香りがとてもよくて2倍酔っちゃう ![]() あと、写真が無いのだが、パンに塗るバターがとても おいしかった。近くの牧場に頼んで作ってもらっていると いうことで、ここで販売もしているらしい。こんな真っ白な バターは初めて見たのだが、北海道の牛と飼料が違うので 色が違うんだと教えていただいた。 2005年4月にオープンしたばかりということもあって きれいで設備もよく、スタッフもみなさんやる気満々で、 ホテルとしても居心地満点! 久住高原自体も至るところに絶景ポイントがあるし、 黒川温泉も車で10分と近いので、そういったことと 合わせれば、小倉からはもちろん東京からの旅行としても 楽しめるのではないかなーと思いました。 ■おまけ1 ア・マ・ファソンから車で15分のところにある久住 ワイナリー。一面に広がるブドウ畑はこれまた絶景! ![]() ワインは赤:ピノ・ノアール、メルロー、白:シャルドネ、 ロゼ:巨峰の4種で試飲ができたが、日本のワインらしく 全体的に軽い。貯蔵庫のタンクがガラス越しに見えたのだが、 今どきのステンレス製だった。うむむ。 ■おまけ2 帰り道の添田でいただいたヤマメ塩焼き。うまい、うまいよ~。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 9, 2006 05:14:12 PM
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