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カテゴリ:お芝居を観る
石原さとみがヘレン・ケラー、田畑智子がアニー・
サリバンを演じる「奇跡の人」(北九州芸術劇場)。 あの三重苦の難しい役を石原さとみがどう演じるのかと とても楽しみにしていたのだが、本当にすごかった。 これが初舞台だとはとても思えない! 特に、テーブルでスプーンを使って食べさせようとする アニーと格闘するシーンや、有名な「ウオーター!」の シーンは、北島マヤか!?と思わせる表現力で身震い してしまった。 家の中でわがまま放題の暴君ではあるのだけど、ただの 動物的演技ではなくて、もう少しで開きそうな心を 隠し持っていることをうかがわせるような演技。しかも 暴れているのにどこか可愛くて、手をさしのべたくなる。 ううむ。こういうお芝居ができる人っているんだなぁ。 田畑智子も、そういう石原さとみとがっぷり組みながら 芯の通った演技で、コンビネーションも素晴らしかった! 「奇跡の人」の歴史をまた作ったなーと感動です。 あとびっくりしたのは、あっぱれさんま大先生に昔出て いた裕太くんがヘレンの兄役で出ていたこと。なんか すごい大人になってる~。しかもうまかった。 こりゃー私も歳とるわけですわ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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