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テーマ:ワイン大好き!(30229)
カテゴリ:白ワイン [ 日本 ]
ジャンルを問わずにいろんなブログを拝読していると
けっこうな割合で「2014年まとめ」的な記事がアップされています。 わたしも負けじと " 2014 年に飲んだワインまとめ " 的な記事を書きたいのですが、 まっっったくもって 2014 年が終わっていません。 いかん、いかんですぞ。 このままでは先月中ごろに飲んだものたちの印象が薄れて書けなくなってしまうではないか。 ...んん?待てよ?手に入るものはもう一回飲めばいいのかしら? ...( ̄m ̄*) それは素晴らしき名案ではなかろうか。 という、ただの呑兵衛的解決策を思いついたので 2014 年を後回しにして 2015 年に飲んだワインの 1 本目をアップしたいと思います。 (ほんとの 1 本目は実家でロジャーグラート飲んだけど楽しく美味しくのみで終了。 ワインメモなしで書けないのでいずれまた。) (↑栓だけ持ち帰った。後ろには書かれるために待機している空き瓶たち。) で。こんちゃんが帰省先からの帰宅途中、ふらりとワインを買ってきました↓ シャトー・メルシャン 甲州きいろ香。 ちょっと話は逸れますが「願望は忘れる(手放す)と叶う」という話、聞いたことないですか? このワインはまさにそれ。 『神の雫』18 巻に登場するのですが、読んだとき、飲んでみたいなーと思ったのです。 お店で探すも置いていない所ばかりで、そのうち他のワインに興味を移しました。 もうほんと、すっかり忘れていた昨日、突然手に入ったというミラクル! いやー、嬉しかったですねぇ。 そんなわけで、もうちょっと大事にとっておこうかとも思ったのですが、 今年も例のごとく体に問いかけると「今日ふたりで飲むワインは "甲州きいろ香"」との答え。 なのでさっそく昨晩開けてみた、というわけです。 わくわくと期待しながら丁寧にグラスにそそいで香りを嗅いだところ、 ふっと クラノオト koshu の青い瓶がイメージとして湧いてきました。 クラノオト koshu も甲州種 100% のワイン。 つまり、甲州の香りの特徴を掴んで、関連するものをイメージできたということ。 これは嬉しい! 色はほぼ無色ですが、柑橘系や甘い果物の香りが豊かに漂います。 口にすると、びっくりするほどの余韻。 旨みがそれはそれは長く舌の上に残っているのです。 口の中に優しくじんわりと広がったコクは、やがて甘みへと変化。 おいしい!のひとことに尽きます。 甲州きいろ香は甘みの少ない辛口ワイン。酸味とのバランスがよく、 驚くほど渋みを感じません。だからクセがなくて飲みやすい。 迫ってくるような強さはなく、味は薄めだけど決して水っぽくない。でもしっかり味がある。 まるで昆布だしのような白ワインです。 合わせたものたち 年明けなので、刺身たっぷりでゴージャスに。 ・刺身(さわら、サーモン、まぐろ、鯛) ・豆腐サラダ + ごまドレッシング + すりごま ○キムチ(優しい味わいのものだったため。味が強いと×だと思います。) ・サムソーチーズ ◎白かびソーセージ [翌日] ◎かぼすをたっぷりかけた、かますの塩焼き やはり和食と合います! ただ、お刺身やサラダを食べているうちに最初の感動が薄れてきました。 それだけ繊細な味わいのワインなのだと思います。 魚なら、シンプルな塩焼きに合わせるのがベストかも。 ワインを楽しむならあまり食べずに飲むか、 最初の 1 杯にとどめておくのがベストかもしれません。 で、なんとなく白かびソーセージをつまんで飲んでみたら、あらびっくり。 味わいが復活しました。これが "マリアージュ(=結婚)" というものかと。 これを書くにあたって、メーカーサイトも確認しました。 まず、サイトにすんごく丁寧に情報が記載されていることにびっくり → ★ その中に、 "かぼす、すだちのような和柑橘に加え、ライム、グレープフルーツなど 柑橘系の果皮を連想させる香りも感じ取れる。(略)...また、カボスなどの柑橘を かけていただく天ぷら料理とも非常に相性が良い。" とあります。なるほど! ワインに感じられるアロマを使った料理でマリアージュ。 忘れてましたが、それは合いますね、確実に。天ぷらもいいなぁ で、朝食の残りのかますの塩焼きにたまたま家にあったかぼすをたっぷりと搾って口にし、 甲州きいろ香を飲んだところ、びっくりするほどぴったりなマリアージュ。 まさにこれかと。 あーもー美味しいとか言えない自分がもどかしい。 なんかうまいこと言えたらいいのに そうそう、もうひとつ。 ワインのラベルには青い鳥が描かれています↓ これ、ワイン誕生にまつわるいい話なのですが今回は割愛。 ぜひとも『神の雫』18 巻を読んでください ( ̄m ̄*) 「使徒探し」とは異なる単発のお話なので、ストーリー不明でもダイジョブです!! あとはこのワインを造るにあたり、 技術指導された教授が書かれた著書もあるもよう。ちょっと気になる。 何が言いたいのかというと、"幸せの青い鳥" が描かれたこの甲州きいろ香、 2015 年のスタートにとても縁起のいいワインだなと。 我が家では、ルイ・ジャドのシャブリに次ぐお高め白ワインでしたが、 味よし、縁起よしで飲んでよかったー♪ 2015 年も美味しい年になりそうです --- [ワインメモ] シャトー・メルシャン 甲州きいろ香 2013 原産国: 日本 品種: 甲州 100% アルコール度数: 11.5% ※ 著書 "きいろの香り ボルドーワインの研究生活と小鳥たち" 絶版のもよう。 --- 美味しいワインにたくさん出会えて幸せです ◆そのほか、楽天市場での 甲州きいろ香 の取り扱いはこちら◆ 甲州きいろ香が登場するのは 172, 173 話 巻末の「神の雫・続・今夜使えるワイン談義」にも掲載ありました 日本のワインもやっぱりすごい!のクリックをお願いします♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.01.07 09:08:12
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