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テーマ:ワイン大好き!(30209)
カテゴリ:白ワイン [ ドイツ ]
まだまだ 2014 年がとまらない、とまれない。
えっとですね、ワインという飲み物に興味を持つ前、 一度だけ「アイスワイン」と呼ばれるワインを飲んだことがあります。 アイスワインというのは、氷結したぶどうで造るワインのこと。 アイスワイン用の完熟ぶどうは凍ったり溶けたりを繰り返すことで徐々に水分を失い、 美味しいところがギューッと詰まった状態になります。 それを収穫して造られるワインは適度に酸味を残しつつ、甘く甘ーく仕上がります。 収穫もマイナス何度以下で行うとか決まりもあったような。 で、以前飲んだときはそういうワインもあるんだ!という知識は頭に残ったものの、 名前も味も全く覚えておらず...、うぅ、モッタイナイ。 アタマで飲んでいたんだなぁ(´・ω・`) そんな話を踏まえての、友人夫妻が遊びに来てくれた際、 宴の終焉を迎える頃に提供したのがこのワイン↓ ヴァインハイマー・キルヒェンシュトック。 正式には、 "ハインフリート・デスクハイマー・ヴァインハイマー・キルヒェンシュトック・ フクセルレーベ・アウスレーゼ" と言います。イタリアを超えての長さと分かんない感 ('A`) ちなみにハインフリート・デスクハイマーは生産者、 フクセルレーベはぶどうの品種、アウスレーゼは等級を表しています。 そしてブログ初のドイツワインです。おぉ~。 本当はアイスワインではなく、 "アウスレーゼ" という等級の「よく熟した葡萄の房を選択的に摘み取ることで作られる 甘口ワイン」が意味するような、極甘の白ワインです。 まま、似たようなかんじということで(←適当)。 容量はハーフボトルと同じ、375ml↓ 琥珀色とはいいませんが、これまでにない強い黄色の発色。黄金っぽいかんじ? 香りは華やかで豊かで芳醇。 梅や梅酒っぽい、そしてはちみつのような甘い香り。 フルーツキャンデイやグミのような甘さの香りも。それでいて香ばしさも。 飲んでみるととろりとした甘さとさっぱりとした酸味。 まるで何年か漬けた梅酒をそのまま口にしたようなとろみと濃厚さ。 でもベタつく甘さではなく、心地よい酸味と混じりあっているからほどよい感じ。 とっても美味しいです 輸入メーカーのサイトによると、アイスワインと言っても過言ではない品質とあります。 ご主人と奥様、そしてたまに娘さんが手伝うだけという 完全個人経営で生み出されるこちらのワイン。 他の人が摘み取り終わった後も粘り強く収穫する時を待ち、 ハイクラスワインを造るというこだわりや徹底ぶり。 だから「美味しい」という驚きだけではない、 「なんかよく分かんないけど美味しい」というじわじわくる違いが出せるのかしら。 今回は何とも合わせておらず なんかこう、ほんと完成されていてこれだけでイイ!のです。 デザートとして出来上がっています。 あ、でもカシューナッツくらいはつまんだかな。 素焼きで塩もついてないようなあっさり味の。 合わせるものをイメージすることができなかったけど、 ほかにも楽しみ方があるのかな?と気になるところではあります。 ちなみにこちらのワインは驚くほど長持ち。 開けたのは 12 月 27 日でしたが、1 月 12 日の今日も味がほとんど変わってない。 開けた翌日には味が変わるのがワインという認識だけにそりゃもうびっくりです。 とろみと甘さが長持ちの秘訣かな~。はちみつも長持ちしますしね(←また適当)。 比べていいのか微妙だけど、ほんと梅酒みたい。 でもだからこそ、梅酒好きにはお勧めしたいです さっぱりもしてるとはいえ、ちびちび飲んでいるとさすがに甘くなってきますが 少量で満足できるのもまたいいところかなと。 寝酒はよくないなんて話も聞きますが、 夜更けにゆったりまったり楽しむのにぴったりだと思います --- [ワインメモ] Heinfried Dexheimer Weinheimer Kirchenstuck Huxelrebe Auslese 2011 原産国: ドイツ 品種: フクセルレーベ アルコール度数: 10.5% ※ フクセルレーベはドイツでイギリスで栽培されている白ブドウ品種。 イ・イギリスにもワインが...?!(目からウロコ) --- 意外と取扱いがあるのよね ◆そのほか、楽天市場での ヴァインハイマー・キルヒェン... の取り扱いはこちら◆ 梅酒というと庶民的、極甘口白ワインというとブルジョワな感じがするのはわたしだけ? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.05.18 14:28:47
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