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テーマ:●食べた物の画像♪(84905)
カテゴリ:そとごはん & そとのみ
さて、ようやく、よーうーやーく、シチリアの話です。
いえね、本当は世間の波に同調して、ボジョレー(でもヌーヴォーではないという)のことを アップしようとしていたんですけどね、写真がないんです。 肝心要の、ワイン瓶の写真が。(꒪∆꒪;) というわけでシチリアのお話。 シチリアでは、観光地のテキトーな食べ物以外は 何を口にしてもおいしいというイメージしか残っていません。 和食といえば本場日本で日本人が作ったものが最上だろう、というのと同じように、 イタリア料理も本場イタリアでイタリア人が作ったのものは別格でした。 日本で食べるイタリア料理も十分おいしいと思っていたんですがね...。 材料の質が違いすぎるのかも。 そんなカルチャーショックを最初に受けたのは、カターニアという街にて。 シチリア島で 2 番目に大きな都市です。d(・ω・*) 訪れたのは、"オステリア・アンティカ・マリーナ" というお店。 オステリアというのは、リストランテよりもカジュアルなお店で、 格付けでいえばリストランテが一番上の高級レストランだとか。 ですが、昔のことはさておき、現地で訪れた複数のお店を思い浮かべてみても、 そこまでの厳密な違いはないように感じました。 それから、ガイドブックで事前に知ってはいたものの、 リストランテだろうがオステリアだろうが、 営業時間が日本と違いすぎることを現地で実感したのでした。 お昼は 13:00 ごろ開店、夜は 20:00 ごろ開店が普通。 日本人のわたくしとしては、とにかく遅く感じるのです。 まあ、郷に入っては郷に従えの精神で、数日で慣れましたけど。 で、カターニアの人気店とのことでしたので、 開店準備中のお店に行き、あとで来ます、と予約してお昼をいただきました。 お店にはイタリア語と英語のメニューがあり、魚介のグリル的なものをオーダー。 イタリア上陸後、初のワインもいただきました。 控えめに、白をグラスで 1 杯ずつ。 そして運ばれてきました、アンティパスト(前菜)。 何種類もの料理が小皿に乗って次々とやってきます。 そして、どれもおいしい。 マリネ、カルパッチョっぽいもの、貝をニンニクで炒めたようなもの、 ナスの肉みそ炒めっぽいものなども(←後日カポナータだと気づきました)。 ちなみに、写真は撮ってもいいかと聞いたところ「OK, OK」とのことだったのですが、 写真を撮る姿を他のお客さんたちが物珍しそうに見るので、ささっと撮影していました。 話を戻しまして。 これとワインがあればもう何もいらない...と食べていたら、大皿のグリル登場。 満足した気になっていたけど、これがあった。Σ(゚д゚lll) というか、量が多い。多いとは思っていたのですが、想像以上に。 グリルは、マグロとイカとエビ。 photo by こんちゃん マグロは脂身のない部分だったのでさっぱりしすぎており、 これは日本で食べるマグロのほうがおいしいな、と思いました。 エビとイカは言うことなしのおいしさでした! こんがりと香ばしく焼きあがったエビ、ぷりぷりのイカ。満腹だと思っていたけど、完食。 このお店で感動したのはもうひとつ。 ソルベです。 デザートの前、お茶を用意する間に運ばれてきました。器の高さは 10 cm くらいかな。 オレンジとレモンの 2 層仕立てになっておりまして、 これがですね、おかわりありますか、という言葉が喉まで出かかったほどのおいしさでした。 英語でもイタリア語でも何と言うのか分からなくて良かったです。笑 今まで、果物は生でそのまま食べるのが一番いいだろうと思っていたのですが、 生で食べるよりもフレッシュでジューシーなおいしさ。 こんちゃんいわく、相当砂糖使ってるよ、とのことでしたが、 いいの、こんなにおいしいならば、これなら許す、という味わいでした。 ちなみにその後に登場した自家製デザートは甘すぎて撃沈。 ちょろっとしか食べられませんでした...。 こちらのお店、店内に手ぬぐいが飾ってあったり、 お店のスタッフが日本でカツ丼らしきものを食べている写真も飾ってあったりと、 日本のお店との親交があるもよう。 11 月の頭には、シェフが日本に渡って腕を振るうイベントがあるとのことでした。 なんかそういう交流、嬉しいなぁ。全然関係のない人間ですけど。 そんな素敵なお店でたーっぷりとお昼を食べたわれわれ。 身も心も大満足でして、大満足すぎて夜になっても一向にお腹が空かず。 実はこの後も話は続くのですが、今回はここまで。 ちなみに、こちらのお店、帰国してから気づいたのですが 『地球の歩き方 南イタリアとマルタ 2016-2017』にもどどーんと載っていた 超有名店でございました。 あ、白のグラスワインは若々しい味わいの辛口シチリアワインでして、 普通においしくいただきました。 値段は 4 ユーロくらいで、日本のグラスワインの数倍量ありましたが、 なんというか期待していたほどの割安感はなく。期待しすぎたかな...。 客席と厨房の中間にワインセラーのようなちょっとした空間があり、 常連らしきお客さんがそこにズカズカ入って飲みたいワインを選んでいる光景が 衝撃 & うらやましかったです。 それやってみたい。今度はボトルで飲まなきゃ。笑 以上です。ヽ(・∀・)ノ おいしい料理をごちそうさまでした◎ --- [お店メモ] オステリア・アンティカ・マリーナ Osteria Antica Marina 所在地: Via Pardo, 29, 95131 Catania CT, Italy 電話番号: +39 095 348197 定休日: 水曜日 営業時間 : 13:00-15:00, 20:30-24:00 アクセス: ドゥオーモ広場から徒歩 2 分, 魚市場の中 ** 2016/10/07 ** --- そういえば、オリーブオイルのおいしさにも衝撃を受けたんだった。(ノ゚ο゚)ノ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.11.19 14:20:53
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