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カテゴリ:読んだ本のこと
ドネラ・H.メドウズ /デニス・L.メドウズ著 地球のなおし方 を読みました。 成長の限界人類の選択を、わかりやすく解説している本で、 この本の最後に、環境問題を考える上で役に立つ、 5つのツールが書かれています。 それは、 ・ビジョンを描く(訳者の枝廣淳子さんはバックキャスティングの ことだと説明しています) ・ネットワークをつくる ・真実を語る ・学ぶ ・慈しむ(愛する) です。 会社の経営も、地球環境を考えることも、共通点がありますね。 現在のような危機的状況を打破するためにはどうしたらいいか、 この5つのツールにヒントがあると思います。 この本の中にいくつかのシナリオがあるのですが 環境の制約によって工業生産が頭打ちになる日は意外に近い のかなと思わせる記述がたくさんあります。 しかし、その中でも持続可能な社会づくりをしていけば 工業生産が急速に下がることなく、生活の豊かさもある程度 保てる社会ができます。そうありたいなと強く思わせる本でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.08.24 22:22:41
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