2010/01/03(日)21:34
柏原選手の「ワンマンショー」になってしまった箱根駅伝往路。
今年の箱根駅伝往路は、まさに柏原選手の「ワンマンショー」でしたね。
明治が先行することはある程度予想されていました。北条選手の1区区間賞は
予想外でしたが、4区までは独走するぞという明治の青写真通りにレースは
進みました。
しかし、5区を予定していたもう一人のエース・松本選手が使えなかった
ために、5区で柏原選手に逆転されることも、予想通りだったようです。
逆に駒澤は1区の出遅れが最後まで響きました。星選手が使えなかったのが
痛かったのだと思います。2区・宇賀地選手はよく走りましたが、最初に
ダニエル選手より早いペースで入ってしまったために、最後伸びなかったのは
残念でした。
5区・深津選手はもっと走れたと思うのですが・・・。
風があったとはいえ、区間4位で1時間21分47秒、
柏原選手に4分39秒も負けたのは、深津選手の力を考えれば
さぞ悔しいでしょうし、駒澤にとっては誤算だったのではないでしょうか。
あの向かい風の中で、前年の記録を10秒上回る、1時間17分08秒で
走ってしまった柏原選手は本当にすごいと思います。
昨年の区間2位、順天堂の小野選手は1時間19分56秒でしたが、
今年の区間2位は山梨学院の大谷選手で1時間21分16秒です。
他の学校が軒並み昨年よりもタイムを落としている中で、柏原選手が
区間新を出してしまう・・・。並みの強さではありません。
それにしても、今井選手といい、柏原選手といい、福島県の浜通り出身で
山とはあまり縁がないと思うのですが、なぜ起伏に強いのでしょうか?