wa latte

昨日の続きです


＋＋＋


30日の16時30分に受付し３回目の面会


ラテは横になってたけど、私たちを見つけて、サッとお座りした


睨んでる


「血は出てます。アイスノンに頭を乗せたりと寝返りしたりと自分で調節し動いてますね」


「血はしっかり入りました、数値は23.6です、まだちょっと出血してます」


「このまま入院し、明日退院として、明日の大晦日は休みなので医者と看護師各１名当直となります」


「先生の当番は１月２日。２日の16時に再診の予約が取れました」


「明日は16時40分に予約が取れましたのでその時間にお迎えお願いします」


「ガサガサするようなら今夜はエリザベスカラーをつけてみます」


「あれから何も食べてないので夕飯は何か食べさせてみようかな」って


「CTは思ったより動いたので流れました(笑)
原因がはっきりしたので新たに撮る必用は今の段階では無いでしょう」と。


先生、寝てないですよね？ありがとうございます。と深々と頭を下げ、やっと労えるようになった夫くん。


「あの後ちょっと仮眠しましたから大丈夫ですよ。体力だけが取り柄ですから (笑)」と。


賢い先生が自虐も言えるなんてなかなかいないよね。
カックイイな


先生にラテを託して帰宅しました。


＋＋＋


翌日の大晦日、退院の日は朝起きると結構な積雪でビックリした
道中が心配、嫌な予感。



ラテがいないと足跡もないお庭


夫の帰宅を待っていざお迎えへ


順番に途切れず誰かが入ってく、大晦日


呼ばれて入ると、当直医は副院長先生


ラテは私たちを見て起き上がる
ご飯は半分無くなってて、ちょっと安心した
後で聞いたら最初から半分で、手付かずだそうで、全く食べてなかった


ラテはぐったりしているし、血液検査もすこぶる悪いと言われる


数値は23.2に微減、血が作れない、止めれない結果になってた。
１日の出血量を見せられた。


あぁ、結構出てるか・・


血は出る、元気がない、ぐったりしている、しんどそう、弱ってる、そして全く食べない、水も飲まない


このまま連れて帰ったら死んでしまうかもしれない。
ここにいても同じかもしれないが・・


と、話されてる時に、オシッコとうんちをした(ーー;)


片付ける為に扉が開くと、なんと、隙を見て私に飛び付いてきた


凄い力で這い上がってきて、ガッツリ肩を掴む力は弱ってる子の力ではなかった
そして、ものすごい眼力で私を見る


ふふふ


一緒に帰ろな。


説明が終わりファイナルアンサー。


「連れて帰ります」


「解りました。絶対安静、お部屋を暖かくする、食べれる物は何でも食べさせる、ちゅ～るとかあれいいですよね」って。


何回も繰り返しゆっくりと話された


「まだまだ大量出血する可能性があります、その時は電話は通じないので、直接連れて来てください！対応します。」と、力強い有難い言葉を頂いた


先生が席をはずしてる時に、他の入院患者(年末年始、結構居てる)のお皿を見ると、みんなピカピカだった


ヘソ天で寝てる子もいたし、威嚇して吠える子もいて驚いた


ラテはあかん、内弁慶すぎる


それにしても・・


血が出るのに、血を止める力が無く、そして、血を作る力も無いってもうあかんやん。


最悪、フェロミアあるから煎じて飲む？


帰り道、このまま死んでもいいよなぁとパパちゃんに言うと


最高ちゃう！？車の中の密室に３人いて、おまけに私に抱かれてる。
なかなかのシチュエーションちゃう？


とかなんとかいらんこと言ってたらあっという間におうちに到着。





家に着くなり、いつものラテの棚を開けると体を伸ばし、ちゅ～るを取り出すと


目が輝いた


キッラ～ン！て。


１本丸々食べちゃった(*｀艸´)


直ぐにフードをふやかし、少しずつ与えたらがっついた


用意しておいたレバーの缶詰をトッピングしてあげたら、お皿ピカピカ





そして、安心したのか爆睡した


いける！？
今、死んだとしても後悔は無いな。
↑
こればっかり(ーー;)


どうかどうか、大量出血しませんように・・




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