南ドイツ 小さな谷の旋律

2011/12/13(火)22:08

クリスマスが近づいてくる

教会コーラス(109)

S村のプローベ クリスマスミサで歌うFilkeのミサ曲、Missa in G-dur まずCredoから。 部分ごとに切って通して歌い、各パートの怪しい箇所を確認した。 最初のプローベで指揮者が恐れていたので、手こずるかとおもいきや、意外とサクサクと進む。 結構覚えているもんだ さすがに毎年歌ってきただけのことはある。 O村の指揮者にも毎回結構厳しくやられるしね 次にGloria。 最初のプローベでざっと通したきりだったせいか、Credoよりもガタついた。 AufTaktや1拍の休符の後に入る箇所が幾つかあって、出だしがことごとく遅く薄くなった。 Gloriaはテンポの良い曲なので、グズグズになってしまうとかなり残念 部分で切って、確認してやり直していった。 SanctusとBenedictusは特に問題もなく、2回ほど通しただけ。 AgnusDeiでは、miserere nobisのところで躓いた。 大体どのミサ曲でもそうだけど、miserere nobisの部分にはソプラノ以外のパートに、難しい不協和音のようなハーモニーがあてられる。 そもそも入りの音が、脈略がなくって入りにくい。かと言って途中の音から復活するのも難しい。 ソプラノの歌う主旋律を、暗闇の中で小さく輝く一本のろうそくの灯りように響かせるためだけに用意されたようなハーモニー。 この部分の音を何度も取り、ハーモニーを確認して、歌ってみて、もう一度音を取り、その前のソプラノ・ソロから歌って各パートが自力で音を取れるまで繰り返した。 ソプラノがヒラヒラ楽しく歌っていられるのは、他のパートに支えられているからなんだなあ。 最後にKyrie。 ソプラノが上のEから半音間隔で降りてくるフレーズがあって、この部分が難しい。 毎回必ず、下がる間隔が大きすぎると注意を受ける。 全神経を集中して丁寧に歌っているんだけど、音程が下がってしまうらしい。 家で歌ってみるとなんてことは無いんだけど、コーラスの中で歌っていると着地する音が頭から消えて分からなくなってしまう。 本当に難しい ミサ曲の後は、先週に引き続きHeilige Nachtを歌った。 クリススマスのミサのコミュニオンで歌おうかとのこと。 その後、話は三賢者の祝日のミサになった。 歌おうか、どうする?皆いる? とメンバーの顔を見る指揮者。 え、ミサで歌うかどうかってコーラスで勝手に決めてるの?? 例えばこれは、と言って、指揮者がレパートリーから曲を出してきた。 Ehre sei Gott in der Hoehe あー、この曲ね、何年も前、まだ参加し始めたばっかりの頃に何回か歌ったよね。 主テーマが後半にもう一度出てくるところで、入りの音が曲の頭の部分よりも一音低い。 その音を取ることができなくって、家で音取りしたっけね。 オットはTranseamusを歌いたかったらしく、さり気なく歌い始めた。 クラウディアやアグネスが付き合って一緒に歌い続けたけれど、残念ながら指揮者には届かなった この曲は私も大好きだけど。 でもさ、Transeamus去年歌ったじゃん、と心のなかでツッコミを入れる私。 S村のクリスマス・ミサは今年も25日。 と言うことは、8時半(もちろん朝のね)からS村、K町もいつもの通り25日で10時半から。 またミサのはしごなのね。 一日で両方終わった方が良いという見方もあるけれど。 ハレルヤ!/クリスマス合唱曲集

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