南ドイツ 小さな谷の旋律

2011/12/28(水)05:06

お勤め終了 1

教会コーラス(109)

S村、クリスマスのミサ まずは声出し。 8時に集合して、いつものごく簡単な声出しの後、GloriaからBenedictusまでざっと前半部分だけをオルガンと合わせて歌った。 歌い始めてみると、声が思いっきり寝ていて驚いた。 この感覚は初めてかもしれない。 響きのない薄い声で外に出ていかない感じ。 いやいつもは認識せずに声が出ないからってただただ力で押して歌っていだけかもしれない。 と、隣のドリスがブータレた。 (朝早すぎて)まだ全然声が出ないわ あ~、私も!! それを聞きつけた指揮者がツッコミを入れた。 まだ声が出ない?! 今日は朝4時に起きて忙しく働いていたんじゃなかったの?? 今日はまだ夫と喧嘩してない(から声が出ない)のよっ まだ寝ている声を乱暴に力技で起こす事はせずに、極力やさしく力を抜いて歌って、ゆっくりと起こすことにした。 これが正解だったらしい。 いつもはS村のミサで歌い終わると声がかすれたりしていたんだけど、今回は調子が良かった。 最近ではプローベで声がかすれる事自体が珍しいので、やはりきちんと体と声を起こさずに力技で歌っていたのが一番の原因なのだと再認識した。 Benedictusでは、ゲネプロと同じく最初のソプラノソロ部分を繰り返した。 音程が上がっていく部分が少し低い、最高音にわずかに届いていないと指摘された。 分かる。負担を掛けないように力を抜いて楽に歌っていたせいもあるけど、下に引っ張られて若干ぶら下がっているのが自分でも分かった。 自分でもわかっているだけにもどかしい もう一度その部分だけを取り出して歌ってみた。 今度は跳躍の部分は相変わらず少しぶら下がり気味だったけど、最高音はなんとか突き抜けることができた感じ。 指揮者はまだ100%満足してないみたいだけど。 二段飛びで階段を駆け上がるような跳躍は、最初の音から最高音を歌うようにバネを使って上がって行かないと、最高音に届かないということが感覚として分かった。 本番は、大きなミスもなくサクサクと進んだ。 Credoのバスのパートソロの部分で、ルパートの声がガンと響いてきた。 音程もしっかりしていて、バスらしいハリのあるイイ声だった 今まで彼の声をこんなにしっかりと聴いたことが無かったので驚いた。 今年ちょっと離れた町に引っ越してしまった彼は、このミサを最後にこのコーラスから離脱することを宣言していた。 残念 これで、バス1にテノール1になってしまった。 このコーラスでいったいいつまで歌えるんだろう。

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