南ドイツ 小さな谷の旋律

2011/12/28(水)17:54

お勤め終了 2

教会コーラス(109)

K町のクリスマスのミサ。 S村のミサが少し長引き、終わって教会の外に出たらもう9時50分だった。 K町は10時に声出しで集合なので、ボヤボヤしている暇はない。 移動の途中でトイレだけ寄ってもらって、K町の教会に急いだ。 ピッタリ10時に教会に到着。 本日の第2部の始まり。 ゲネプロには参加できなかったテノール・ソリスト氏のやわらかな歌声が、高音の部分だけ少し聴こえた。 本番では内陣方向を向いて(コーラスやオケには背を向けて)歌うので、ソプラノの一番端、ソリスト陣に一番近い位置に立っている私にさえ、残念ながら声があんまり聞こえない ソプラノ・ソリスト氏(もちろん女性)も、内陣方向を向いて歌っていると声がほとんど聞こえなくなる。 聞こえてくるのはアルトとバスのソリスト。 声質で響き方が違うんだなあ Benedictusで、クラリネットがソロでミスタッチをした。 ゲネプロでは完璧だったけに、残念。 更に残念なことに、そのあと幾つか小さなミスを連発していた。 ソロでミスしたせいで動揺してしまったんだろうか。 かわいそうになってしまった しかしその後のAgnus Deiでは、クラリネットのソロで始まる前奏を軽やかに歌い上げるように演奏していた コーラスの方は特に大きな事故もなく、何年も大きなミサで歌ってきてるけど上から数えられるくらい出来が良かった方じゃないのかな、というのが私の感想。 帰りの車の中で、オットが指揮者に話を振った。 やっと全部終わったね。これでようやく静かにクリスマスを祝えるね。 で、出来はどうだった? うん、まあまずまず、悪くはなかったよ。 ただあれだよ、Dのことをずっと注意しなければならなかったなあ。もうことごとくものすごーく遅れるからなあ あ、そうだったんだ。 ソプラノの端、皆が固まって立っている場所ではなくわざわざオルガンの前に陣取っていた私には、あまり気にならなかったけど、実はソプラノのメンバーが途中でどうにも耐えかねたのか後ろを振り返ったりもしていたらしい。 気付かなかったなあ D氏よりも、アルトのとあるメンバーが、Credo歌い終わった後にお説教が始まった時に、ペットボトルから水を飲んだ時、最後の一滴を搾り出そうとしたのかペットボトルを握りつぶしたことの方が衝撃的だった。 参列する人々がシンと静まり返り、Kaplanの言葉に耳を傾ける中、ペットボトルの潰れるグチャグチャいう音が大きな教会全体に盛大に響き渡ったのだ あまりのことにコーラスのメンバーもただただ苦笑するのみだった。 さて、今年のコーラス活動はコレで終了。 新年は、S村の三賢者の祝日のミサで歌うので、その前日にプローベ。 1月5日からスタートです。

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