南ドイツ 小さな谷の旋律

2012/03/28(水)23:59

マドリガーレの曲を自力で音取り

歌のレッスン(90)

アンサンブルレッスンが思っていたよりも早い時期に実現しそうな予感に、早速マドリガーレの音取りを始めた。 まずは、楽譜をFinale PrintMusicに入力した。 曲は、マークさんが音取りを始めているAmor vittoriosoと、お気に入りのToo much I once lamented。 Amorの方は短いのであっという間だった。 Too muchの方は、楽譜をよくよく眺めてみると、ソプラノ1とソプラノ2が前半部分のリピートの後、パートを入れ替えている。 2度目はソプラノ1が2のフレーズを、ソプラノ2が1のフレーズを歌うようだ。 単純なリピートではないので、パートを入れ替えてコピペで後ろにつなげたらページ数が増えた。 入力が終わったところで、音取りを開始した。 コーラスのヴォーカルという設定で楽譜を作ると、デフォルトで人の声に似せた音があてられる。 この声が非常に気持ち悪い それにパートの区別がつかないので、いつもの楽器に変更する。 ソプラノ1にフルート、ソプラノ2はクラリネット、アルトにオーボエ、テノールがガイゲ、バスはコントラバス。 合唱団で歌う曲はソプラノが主旋律のことが多いのだけど、マドリガーレでは主旋律が次々とパートに受け継がれる箇所が出てくる。 しかも、フルートの音は聞き取りにくくて、ガイゲやクラリネットの音にすぐにかき消されてしまう。 そうなると自分の音取りも怪しくなるので、各パートのボリュームバランスを変える。 フルート以外のパートのレベルを80くらいまで落とすと、フルートがよく聞こえてくる。 実際に音取りをしてみると、思っていたよりも多くの箇所で、ソプラノ2が上を行っていて戸惑った。 CDをボケーッと聞いていただけなので、一番上を行く旋律が頭に入ってしまっていて、うっかりすると楽譜を見ながらでもソプラノ1とソプラノ2を行ったり来たりしながら歌ってしまう キレイなメロディで気持よく歌っていてアレ?と思うとソプラノ2になっている この曲本当にキレイで楽しい 各パートがそれぞれの音域で似た旋律を歌っていき、追いかけっこのようになっている部分があって、気が抜けなし、ハーモニーがすごくキレイ すべてのパートがリズムや入りをキチッと守っていかないとすぐにグダグダになる危険が高い。 難しそうだけど、本当に楽しそう。 この曲、何とか歌いたい。 【送料無料】 King's Singers Madrigal History Tour: Rooley / Consort Of Musicke 輸入盤 【CD】

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る