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今のバイトの関係上、この年齢にしては、自分の人付き合いの年齢層が、周囲の学生達よりもかなり↑だ。自分の年齢が22なのに対して、25～35くらいの人が多い。

そして今のバイトが4～5年程続いているのは（途中２年間くらいは、学生生活がやばい状態になってバイトに全く顔を出さなかったが）最近になって気づいた事なのだが、(同性に関して言えば、ということになるが)同歳や年下の友達と戯れるよりも、自分は年上と戯れるほうが何かと好きということのせいかもしれない。飲みに行くにしても、カラオケに行くにしても年上の人達と行くのがいい。

年上の人というのは、さすが人生経験が自分より長いだけあって、話す事やすることが自分とは一回りも二周りも違い、勉強になるというか、感心させられることが多い。

そんな中でも、僕が一番関心させられる種類の人間が、今までに何人かいた。



どんな人間かというと、「誰とでも会話をできる人」である。



そんなの簡単じゃん。と思うかもしれないけど、そんな事はない。
年齢層が22～45才というこの仕事において、たとえば25才の人がいたとすると、
誰とでも会話ができる、ということは45才の人とも、22才の俺とも、30代の人とも、会話ができるということだ（適当なアホな会話ではないく筋がある程度通っている話）

誰とでも会話ができるためには、世代の壁を乗り越えて、いろいろな事を知っていなければならない。人の２倍も３倍も、話の引き出しが多くなくてはできない芸当だと思う。所々で無意味なだけの学力的な頭の良さなんかよりも、なんというかリアルな、実用的スーパーブレイン。


今大学で僕が受けている授業で、企業の社長が行う講義がある。とても社長には見えないような、気のいいおじさんが、フレンドリーな雰囲気で進める授業で、人気殺到の毎年定員割れの科目らしい。
企業の社長がＩＴやらに関して、いろいろな昔・今・未来の事を話すのだが、
はっきり言って今までのどんな授業よりもおもしろい。
講義時間一時間半、ほとんどの学生が食い入るように社長の話に耳を傾けている。


ふと思ったのだが、おそらくこの社長さんも、誰とでも会話ができるタイプの人間だ。知識が膨大・かつ話の進め方が巧みで、時間があれば何時間でも話してくれそう。そしてこの社長に関して言えば、プレゼンが上手い…さすが社長…でも見た目はおじさん。そのギャップが、すごくいいｗ

この社長に限らず、成功している企業の社長というのは、話が上手い人であると思う。というか、話が上手い人である必要があるのだろうと思う。



六星占術の細木和子さんが、大好きなホストがいるというのを聞いたことがありますか？ホストという仕事が、どういう風に成り立っているのかという真の所を知ってからは僕はホスト嫌いでしょうがないのですが、細木和子の話を聞くと、このホストに関しては能力的に尊敬してしまう所がある。

細木さん曰く
「彼と過ごす時間はすばらしいですよ。一日で１０００万稼げる腕は確かな物ですよ」
あの毒舌にここまで言わせるとはすごい。
間違いなく、すごいのは、その話術・プレゼン・話題の豊富さである。

どんな業界の人間が来ても、ハイクオリティな話題で楽しい会話ができること。その話題を相手が満足のいくようにプレゼンすること。この能力なしでは、ホストでここまで稼ぐのはさすがに無理でしょう。

どんな人間なのか、彼に関しては今すごい興味があります。会いに行きたいとか思いませんけどｗ
なんというか、タモリをかっこよくして、ホストにした感じなのかぁ、と思ってみたりした。