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March 21, 2006
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カテゴリ:旅行記
16日からの旅行で感じたのは、第一に人の記憶がいかに簡単に失われるかということ。
アンコールの地に世界有数の大都市が存在したことを現代に伝えるのは、結局、石の建造物や石の碑文です。人々は15世紀にタイに拉致されたり殺害されたりしたため、伝承も残らなかったのです。
現代の我々の歴史は後世にどう伝わるのか、考えてしまいます。

第二に自然の生命力の強さです。
その石の遺跡もかなり破壊されたのです。破壊者は主に植物でした。熱帯の植物の圧倒的な生命力に驚かされました。木が種を散らし、新しい芽が建造物の側から出て、ついに建造物を壊してしまうほど成長したことに、生物の強い「意思」を読み取りました。





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Last updated  April 9, 2006 09:03:41 AM
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