和木綿生活(わもめんくらし)~宮田織物~

2020/12/28(月)09:00

年の瀬に

会社のいろいろ(910)

今日28日は仕事納め。コロナ禍に振り回された2020年も終わろうとしています。宮田織物の丸107年の歴史の中でも、二度の戦争に次ぐ激動の年でした。 来年はどんな年になるでしょう。コロナ禍はいつになったら収まるでしょう。ただ一つ言えるのは、「すぐには収まらない」ということだけではないかと思います。 ではどうするか。宮田織物は、宮田織物としてできることをやっていこうと思います。それは経営理念の「一隅を照らす」です。 一隅を照らすとは、置かれた立場で精一杯ベストを尽くして周りを照らすこと。自分が光れば自分の隣も光る。一つ一つの光は小さくとも、集まって大きくなり、町や社会や地球を照らしていく大きな光となる。一隅を照らしていきましょう、という意味です。 これは小さな光(個人や小さな会社)でも集まったら大きな光になるということと、自ら照らすことで主体的に生きていくということ、さらに周りを照らすという利他の心で生きることだと私は思います。どんな世界になろうと、「一隅を照らす」というこの理念は変わりません。 2020年、誠にありがとうございました。2021年も、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。一隅を照らしていきます。年末年始、暖かくしてお過ごしくださいませ。 ※写真は山並みポンチョです。山並みと名付けたこの記事は、私の年くらいの織機(50年以上前)でゆっくりと織り上げ、独特の優し気な風合いです。あえて時間をかけることで善きものができる、宮田織物はこの考え方を大切にしていきたいです。 ▼山並みポンチョ(写真) https://shop.miyata-orimono.co.jp/view/item/000000000254?category_page_id=168 ▼綿入れはんてん特集 https://shop.miyata-orimono.co.jp/view/category/168

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る