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ASPCA(2)

「ASPCA」in New YORK

人口:800万 ペット数:500万 警察権限を持つ「動物虐待捜査官」:15名


[1] 2匹の犬が暴行を受けていると通報あり

公園に2匹の犬が殴り殺されている これはかなり悪質な虐待
かなり長い時間殴り続けない限り死なない。
「犬でも人間でも命の重さは同じなんです。
生物の命を軽んじる行為は許されるべきじゃない。」


動物虐待を行う人は残虐な行為を繰り返す傾向があると
研究により指摘されているので逮捕が急がれます。

検死解剖による死因の特定もとても重要

アパートの夜勤の防犯モニター
凶器を持った男が映っていないか
警備員に過去24時間のビデオを確認してくれるよう依頼

目撃者によると30分も殴り続けていたという

殺されていた広場を見下ろせる家を訪ねる
「犬が殺された、何か知らないか」

聞き込み捜査をを始めると
さき程訪問した家に犬が2匹飼われていたらしい
多くの人が犬の鳴き声を聞いている
が、犯人をを恐れて証言がとれない

診療所で犬の死体の検視が始まる
レントゲン 骨折を調べて 血液をを洗い落とし細かい傷も調べる
結果  何度も繰り返し殴りつけて殺した形跡 2匹とも頭蓋骨が割れていた
殴り殺そうとした明確な意思が見受けられる

非常に凶悪な事件である

住民たちは残虐な事件に怯え、犯人を恐れて証言がなかなか得られなかったが、
目撃したことを書いてくれた人たちがいた
「あの夜悲痛な鳴き声で目が覚めました。
その男は何度も繰り返しイヌを殴りつけていました。」
その後の情報収集により犯人を特定するに十分な目撃証言が得られた。

「動物の命を軽く考える人間は人命も尊重しないでしょう。
放っておくと危険です。
われわれの任務は動物虐待の理由を突き止め、早急に犯人を逮捕することです。」


一週間で証拠は揃った 残忍な犯人逮捕に向かう
「今回の事件は殺人事件と同じように扱っています」
元市警の覆面捜査官だったM捜査官にも協力要請する
通りかかった市警も犯人探しに協力

今回の迅速な逮捕はASPCA捜査官の功績
「我々の市警察でもキャリアは合計すると45年以上
M捜査官は市警察で10年間おとり捜査に従事していました。
一枚の写真だけで実際の人物を識別できます。
優れた技術を持っているので頼りにしてます」
「動物を虐待すると罪に問われるということが容疑者もよく分かったはずです」

最高懲役4年 罰金には上限がない
 

[2] 家の中におきざりにされた犬がいる

捜査官に同行したのは新人のクリスティ・アダムス
「昔から動物は大好きです。この仕事のことを知って興奮しました。
まさに天職ですよ。やりがいのある仕事を見つけたと思っています。
でも動物に対する愛情だけでは務まりません」
 

五日間飼い主の姿が見えず、餌も水も与えられていないらしい
「元気だと良いのですが・・・」

犬の鳴き声がする
家主を訪ねて鍵を開けてもらう
最後に見たのは二週間前

犬はヨクシャーテリア 「痩せている ガリガリだわ!」
猫もいる
ハムスターは死んでゴキブリが発生している

飼い主に警告書を残しておく
「なぜこんな状況になったか理由をきかないとね」

診療所での診察
ヨークシャーテリア(ポリー)  体中の骨が浮き出ている 
脱水症状も起こしている  衰弱状態は5段階中最悪の5に近い4

猫(スクーター)さらに悪い脱水(症状ネコはイヌより体が小さいから体内の水分を失うのが早い)
骨盤までわかるほどに痩せている

ハムスター すでにミイラ化していて検死は不可能

飼い主の女性を探し出し動物を置き去りにした原因を調べる
「相応の理由がない限り罪は重いでしょうね」

ポリー 排泄物や血液に異常はなかったので、やせた理由が確定できた
二週間で約1キロ増えたのは、餌や水を与えられていなかった証拠
スクーター 二週間で体重が約30%増え、排泄物と血液の検査も異常なし
問題は体重だけ
2匹の検査結果は飼い主に放置されていた証拠である

女性住民の罪は重い

保護した猫に会いにきた捜査官
里親が見つかりもういない

犬も新たにサーシャと名付けられ里親のもとで可愛がられている

元の飼い主は見つかっていないが、大事なのは動物たちが幸福だということ


[4] 手入れの悪い犬がいるとの苦情がはいる

同行しているのは新人捜査官のピート・リバス
市警に勤務していました
「ASPCAの仕事に関してはまだ勉強が必要です。
素人同然なんです。けれど警察官としての経験は役にたちますし、
動物は大好きなので理想的な仕事だと思います。」


部屋の中には犬4匹 猫と鳥がいる
プードル2匹の毛が伸びすぎている(ウーリーとデミー)
いますぐに対処が必要 放置はできない

飼い主「十分に世話をしたくてもできないの」 
「毛を刈る費用を負担しますから、事情を聞かせて下さい」
「一緒に問題を解決しましょう」

近所の動物病院でで病気がないか調べてもらい、
毛を刈ることに

「今回の場合は虐待としては扱うつもりはありません。
彼女は犬を愛していますが、収入が少ないのでたすけが必要なだけです」



後日、毛を刈るために犬を連れて病院へ連れて行く 
飼い主も同行させ世話を怠った結果の重大さを見せることにする
汚れた毛がひどくからみつき毛布状の塊になっている

「この子たちは大切な家族よ」
「見事に大変身よ。こんな状態まで二度と放置しないわ」

長い間市警察の覆面捜査官として働いてきたM捜査官は
これまでとは違う満足感を得ている
「犯人の逮捕だけでなく 指導、教育、そして努力する人々の手助けも我々の仕事なのです」

飼い主の女性は世話の大切さを学びASPCAに感謝している
「この子たちも嬉しそう、とっても幸せな気分よ。本当に感謝してるの」 


[5] 野生動物の保護もする

リスがワナにかかって死んでいるとの通報
「リスは大好きな動物なのでいつもより動揺しています」
「野生動物の中には害を及ぼすものもいます。でも、共存はできるはずです。」

リスがいた。
「生きてるの? 元気なの?分かった分かった。お腹すいてるのね。
ちょっとこのままがまんしてね」
「私ったら リスと話してる」

住民には警告書を出して、住宅街を避けて放すことに  

捕らえたリスは解放するように法律で決められている





 「ASPCA」in New YORK

人口:800万 ペット数:500万 警察権限を持つ「動物虐待捜査官」:15名


[1]左後ろ足にひどい感染症の犬
飼い主は留守 他に二頭いる 足の悪い犬をフェンス越しに持ち上げて保護
獣医にて診断を仰ぐ 左後ろ足は感染症がひどく切断を余儀なくされる
飼い主を逮捕するための証拠集め
獣医の診断からネグレクトは明らか
自分が怪我をしたりすると慌てて病院に行くのに、動物だとほったらかし
犬を治療せずに放置したことは、法律違反である 逮捕

左後足を切断された犬は
動物行動学者が性格行動を審査 里親探しが始まる

[2]ウサギが飼い主に虐待されていると通報あり
見たところ、ウサギは元気そうだが
裏庭にまわると予想外にたくさんのウサギ
ウサギを捌いて食べることは禁止だと説明  ペットであるとのこと
狭いところに閉じ込められているウサギは広いところに移すよう
また前庭のウサギにも小屋を作るよう指示
次回、抜き打ち検査に来ることを通達

その後の検査では、指示通りに飼育環境が改善されていた

[3]汚い部屋に猫がひしめいているとの通報あり
衛生上問題があり アパート中に臭いが充満している
何頭かは病気 飼い主は虐待というより猫収集癖
ASPCAに何頭か連れて行きたいことを申し出るが
連れて行くと殺されると心配している

二週間後の訪問ではまだ改善されていない
さらに徹底的に掃除するように指示 問題は、汚れ、ばい菌
猫を全部とられて逮捕されるか 数匹渡して家を掃除するか、
再度の訪問を告げて、飼い主にチャンスを与える

三回目の訪問
完璧とは言えないが、綺麗に掃除がされている
絶対に殺さないことを約束して子猫二匹を引き取る
大きな保護施設があり会いにきても良いことを告げる

[4]無人の家に取り残されている猫
家に入れないので、家宅捜査令状を取って鍵を壊して中に入る
猫を救出 ASPCAの里子斡旋部に出される
家宅捜査令状はすぐに出される、これは日常的なことである
通知状を残しておく

[5]裏庭に犬が数匹放置されているとの通報
飼い主は旅行か 数週間留守
成犬1匹 子犬3匹 他に1匹は死亡している
栄養失調 子犬たちは病気 病気はパルボと思われる

母犬と子犬は1匹が助かる
飼い主は犬をASPCAに引き渡すことを承諾
それぞれ新しい飼い主のもとへ


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