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ASPCA(6)

「ASPCA」in New YORK

人口:800万 ペット数:500万 警察権限を持つ「動物虐待捜査官」:15名


[1]牧場に様子のおかしい馬がいると獣医より連絡
 

獣医は市警とASPCAに連絡した

かなり痩せている馬が一週間前に牧場にやって来た
今の所有者は一年前から飼っている
蹄鉄の手入れを怠りヒズメが腐っている
クツワを付けっ放しにしていたらしく頬が傷つき後が残っている
歯がボロボロになっている

獣医によって状態が悪化した理由を診断してもらう
何ヶ月にも渡り、ろくな世話も受けていなかった模様である

この馬(ウィンストン)は以前障害者施設で働いていた馬 

今の所有者(マーク)は母親が救急車で運ばれたから、とウソをついて会おうとしない
「ウソは言うな」
馬を飼ってすぐに失業したらしい
動物虐待で逮捕される

古巣(パル・オ・マイン)にもどったウィンストン
体重も増えて順調に回復している
帰って来たときは性格も野生馬のようになっていて人を警戒していたが、
それも今では穏やかな馬にもどっている

忍耐と努力で人々のために大切な仕事をしてきた馬がこんなひどい仕打ちを受けるとは!



[2]痩せた犬がいるとの通報
 

以前にも来たことがある家
同じことが起きたのなら問題
通報者に状況を聞く

家に入れず三日後に再訪問する
痩せて細っていて衰弱している模様 爪が伸びすぎている
犬が死んでしまう前に連れて行くことにする
このままでは一週間もたたずに死んでしまうであろう
飼い主は3匹引き取りに同意する

飼育場所は犬糞尿でひどい悪臭 餌水を与えた様子もない
脱水症状を起こしている
ダニも付いていた
起訴の際の証拠として写真を撮影しておく

3匹はASPCAにて健康になる
冬であれば死んでいたであろう

飼い主の家には子供が6人
逮捕は見送り、勧告とする



[3] 捨てられたと思われる犬がいる
 

隣人の話では引越した模様
犬はロットワイラー
水がない 喉が渇いている様子
空腹ではなさそう

大家が飼い主に電話
大家に指示『犬に水をやれ、これは命令だ』

飼い主は引き取りに来ると言う 水がないのが問題
暑い日時期は2~3時間おきに水をやる必要がある
本当に引き取りに来るかどうか明日確認することに


[4] 猫が襲われたと通報
 

猫(オンサ)はかなりの怪我である
診察の結果 骨盤が折れている
直腸から出血している 脊髄損傷も認められる
一度の暴行だけではこんなふうにはならない
回復不可能 飼い主に悲しい決断がくだされることになる

犯人と思われるのは管理人である
ASPCAが徹底的に捜査をするので、
被害を受けた猫の飼い主は犯人と思われる男には猫が死んだと話さないこと

目撃者を探す
虐待があった場所に血の後
棒を持ってきて数回殴っていたとの証言を得られる
これで管理人を逮捕
猫に対する暴行容疑、言い分があれば法廷で明らかになるであろう


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