2394879 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2010年12月28日
XML

ハウル 2003年夏保護 7歳半 


手術で縫合した傷はほとんどが裂けてしまって
肛門の横にパックリと穴が開いてしまっている状態でした

今朝は少し化膿しているような感じも受けました

日々、傷口が治ってゆくどころか
酷い状態になっていっているように感じて心配でたまりませんでした

それで今日も朝一番でハウルを病院へ連れて行きました

いつもの担当の先生はお休みの日で
まずは馴染みの女医さんが診察してくれました

食欲、元気、ともに7~8割は回復している様子
お水を良く飲むこと、オシッコの回数が多いこと
便は手術後まだ一度も出ていないこと、などをお話しました

そこへ院長先生がきて、傷を見て
「これはこのままではダメなので今日縫いましょう」とのこと

「朝ごはん食べてきましたけど大丈夫でしょうか」と聞いたら

「時間をあけてから始めます、麻酔は軽くかけます」とのこと


担当の先生は、
先の手術でなかなか麻酔が覚めなかったこともあり
「局所麻酔で縫合できればそうしたい」と、言ってましたけれど
院長先生なら大丈夫と思いました

昨日よりも傷が大きくなっていることもあり局所麻酔では無理なのかもと
少しばかりの不安はあったものの、、、
気をつけて診てくださると信じてましたし

いくら虚弱なハウルでも、重篤な病気ではないし

今日も元気にご飯を食べてた

だから、いつものようにニャオニャオと言いながら

家に帰って来られると信じて疑わなかったのです


ハウルを預けて帰宅してから
犬の世話やら、いろいろしてたのですが
ココアの血尿が相変わらずで、とっても心配でたまりません

昨日もココアの血尿が心配なことを先生にお話したのですが
「今の薬をしばらく飲んで様子をみてください」とのこと

でも、心配でたまらないので、11時半にココアのオシッコを採って、
午前の受け付けギリギリで、ココアもまた診てもらいに連れて行きました

アルカリに傾いていたオシッコが酸性になったのは良い傾向
でも、エコーで膀胱内がただれているとのこと
出血が多いので、本人も辛いだろうということで抗生剤が変わって、
さらにステロイド剤も飲んでみることになりました


帰宅して、昼食をとったあとに、
ご近所へ弔問にうかがう準備をしていたら

午後1時半に電話が鳴って
「申し訳ありません、ハウルちゃんが亡くなりました」

えっ、なに、なにが起きたの、と、呆然とするばかりでした



預けたときの話では、お迎えは午後6~7時とのことでしたので
午後はご近所へうかがい、お供えにお線香を、
ご主人を亡くされて気落ちされている奥様へウコッケイの玉子を持参して
お線香をあげさせてもらうことにしてたので
ハウルのことで心がオロオロしながらもうががいました

ハウルを引き取ったあとでは、とてもうかがうことはできないと思いました 
奥さまのご様子にも涙涙でした


2時半過ぎに動物病院へ行くことができました

行く途中では涙がどんどんあふれてあふれて、泣きながらの運転でした


ハウルが診察台にタオルでくるまれて横たわっていました

「ハウル、ごめんね、ごめんね、」

と言いながら、ハウルを抱きしめてやりました


先生は「手術が終わってホッとして油断してしまいました」
「呼吸不全を起こして亡くなりました。ほんとうに申し訳ありせん」と仰ってました


私は「前の手術でも麻酔が覚めなかったので心配だったんです」
「でも先生を責めるつもりはありません」
「もともと私が肛門嚢が腫れていることに気づくのが遅かったのが悪いんです」


そう、肛門嚢が破裂するまで気づかなかったのです

いつも、穏やかで、温厚で、我儘を言わない
抱っこをせがんだり、執拗に何かを要求することのない子でした

そういう手間のかからない子なので気づくのが遅れたようにも思います



ハウルとの出会いは、橋のたもとの道路、
道路に何か変な生き物がいる、あれじゃ、車に轢かれちゃうよ
車で横を通りかかったとき、ニャーとひと声鳴いたから猫だと分ったのです

気になって気になって仕方がないので
一度帰宅してからケージを持ってその場所に行ってみました

少し移動してましたが、車に轢かれないで無事でいてくれて
ケージを開けたら「ニャオニャオ」言いながら自分で入ってきました

ケージの中で、両手でモミモミを繰り返してして嬉しそうでした

涙と鼻水と下痢で全身がグチャグチャで
骸骨みたいにガリガリ、横腹には切り傷
皮膚につついたような穴があちこちに開いていて
生後半年以内と思われる子猫でした

体はボロボロでも、人を信じる気持だけはたっくさん持っていました

その最初の日も、今日の最後の日も、
女医先生と院長先生にお世話になったことになりました


ボクは、温かい寝床があって、お腹いっぱい食べれれば、
それだけで幸せにゃんだ~


と言って毎日を過ごしておりました


拾ったとき、魔法使いのような印象を受ける容姿だったので
「ハウルの動く城」からハウルと名付けました

通常の生活には支障はないものの
鼻炎が持病として残って、いつも洟垂れでした
そのせいで、免疫力、治癒力、が弱いというのでしょうか
病気や怪我と戦う力がいっぱいいっぱいだったのだと思います


ほんとにほんとに、ハウルが亡くなってしまうなんて、
こんなショックなことってありません

これはハウルの運命だったのだと思います
ハウルは我が家にて幸せだったと思います

でも、でも、どうして、こんなに急に亡くなるのかと、、、、

ビッキーのときは、死を覚悟しての10日間の看病でしたのが

ハウルはまさか、こういう結果になるとは思ってもいなくて


涙があふれてあふれて、どうしようもないのです


右矢印ハウルの肛門嚢炎経過記録

肛門嚢が破裂してから11日目で亡くなりました





にほんブログ村 犬ブログ 犬猫 多頭飼いへ
にほんブログ村


*************************


動物愛護法改正署名


お家はどこ?


*************************



埼玉県保護収容動物情報
飼い主さんのお迎えがありますように・・
新しい飼い主さんが見つかりますように・・
全国の犬猫保護収容情報に関する問い合わせ先

絶対に棄てないこと
迷子にしないこと
終生守り通す約束










お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2011年01月15日 17時21分16秒
コメント(0) | コメントを書く
[ハウルとの別れの記録] カテゴリの最新記事


PR

サイド自由欄

カテゴリ

フリーページ

動物警察ASPCA(1)


ASPCA(2)


ASPCA(3)


ASPCA(4)


ASPCA(5)


ASPCA(6)


マイアミ動物警察


十二国記 


国会インターネット中継


ツバメ日記(2006年)


マイホーム新築


産卵


抱卵


雛誕生1~10日目


雛誕生11~19日目


誕生20日目 巣立ち


誕生21日目 巣立ち


その後


マイホーム新築 2


産卵 2


抱卵 2


雛の成長記1~10日目


雛の成長期11~18日目


誕生19~21日目


プチ巣立ち


巣立ち


その後


ツバメ日記(2007年)産卵まで


子育て(1)


子育て(2)


子育て(3)


巣立ち


ご夫婦特別編


虹の橋 雨降り地区


ママもう泣かないで


マザーテレサの言葉


犬を飼いなさい


野鳥大好きさんよりの写真


リンク集


狂犬病について・予防接種は必要か


埼玉県の行政の動き


2009年12月8日島田議員


2009年12月8日浅野目議員


福の飼い主さん探し


ニュースの記録


トラバサミ


殺処分関係


ブリーダー


ペットショップ


虐待


犬猫/動物に関すること


グレイハウンド遺棄の記録


野生動物


動物の遺棄


行政関係


気になったこと


東日本大震災関係


東日本大震災(2)


その他


2014年ニュース記録


2015ニュース記録


2015ニュース記録


全国保護収容情報問い合せ先


東日本大震災動物保護捜索情報検索先一覧


迷子のワンチャン捜しています


とわ君の写真


外壁塗り替え工事覚書


福島原発事故、家畜救済に関する質疑応答


パブコメ「動物愛護管理のあり方について」


法律施行令の一部を改正する政令案等


ポニョの飼い主さん募集


ツバメ減少 巣作り困難


巣の下で拾ったもの、ツバメのご飯(平成27年)


巣の下で拾ったもの、ツバメのご飯(平成28年)


コメント新着

緋佳@ あさこさんへ はじめまして~こんにちは~ ご実家のほ…
あさこ@ ツバメ物語 はじめまして。遠方の実家でツバメが営巣…
緋佳@ mkd5569さんへ こんにちは~ 暑くなりましたね~ mkd5569…
mkd5569@ Re:明けましておめでとうございます!(01/01) おはようございます。 最近かなりあつくな…
緋佳@ 野鳥大好きさんへ まだボサボサ頭の新入りです 今年もよろし…

ニューストピックス

楽天カード


© Rakuten Group, Inc.