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カテゴリ:本・読書
雷鳴 / 梁石日
血と骨の作者の95年の著作。 日本の植民地統治下、済州島の古い因習の中で生きる18歳の娘、李春玉。 10歳の子供と結婚させられ、子供を溺愛する姑の酷い扱いに耐える日々。長年帰ることも許されなかった実家は、不条理な土地剥奪に没落していく。 たった数日、倒れかけた自分を助け、ほんの少しの会話を交わした男への想い。 だが、その男の運ぶ運命とは・・・。 過酷な朝鮮史の一断面であると同時に、これもまた、男と女の業の物語でもあります。 墨絵と原色混在度★★★☆☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/03/16 11:04:12 PM
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