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和邇乃児之庭

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aki@ Re:年末恒例 :2023年のあれこれ(01/01) この様な書込大変失礼致します。日本も当…
和邇乃児@ Re[1]:紫陽花と富士塚とボッチャと坂と 後半(08/13) みっしーさんへ いつもコメントありがと…
みっしー@ Re:紫陽花と富士塚とボッチャと坂と 後半(08/13) 素晴らしいですね 坂の町東京

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2017/09/24
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カテゴリ:本・読書
どんな話を書いてもうまいなぁ、近藤史恵。
と思わないわけにはいかない連作形式の短編集。

シャッターが目立つ地方の寂れた商店街。
閉店した書店の後に、場違いにも感じる佇まいのランジェリーショップができる。

ある種「女性性」を象徴するともいえる場所を舞台に、それぞれに生き難さを抱えた主人公達。

「彼女」達を癒すのは、上品で可愛らしい飾りとともに胸を優しく包みランジェリーであり、この店の女主人でもあるのでした。

***

少し前に紹介した「赤と白」でも描かれた母親による娘への抑圧、高齢化社会、癌による乳房の喪失など、決して軽くはないテーマが取り扱われます。

それでも、最後は必ず優しい気持ちに浸れること間違いなし。

女性の下着に対する感覚は全くわからない男が読んでも、電車の中で泣きそうになっちゃいましたから、女性読者は要注意です。

適正カップ度★★★★☆





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Last updated  2017/09/24 10:06:32 PM
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