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カテゴリ:本・読書
首藤瓜於、あの『脳男』の著者ですね。
本書はその次の次にあたる長篇第三作目。 今回は刑事もの。 「墓場」と呼ばれる動坂署に集まったのは、各所で何か問題を起こしたはぐれ者たち。 主人公雨森は、そのような場所に飛ばされるような失敗をした自覚がない。 何かの間違いだろうと連絡を待つが吉報は来ない日々である。 やる気のない変人達に囲まれて辟易する中、男女の痴話げんかとしか思えない話が舞い込む。 しかし、そこから事は意外な展開を見せ始め・・・。 殺人事件の解決というメインストーリーの背後で、どうやら署には何か秘密がありそうだ。 最後に明かされるその謎は相当な奇想天外。 ただ、ヒントはあったんだよなぁ。 動坂署のメンバーの名前には共通点があって、刑事以外でその法則にあてはまる人物が一人いたわけだ! 何言ってるか分からないのが気になる人は今すぐ、Let's read! 花札度★★★☆☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019/02/22 09:16:20 PM
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