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本・読書

2019/11/07
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カテゴリ:本・読書
第一回『このミステリーがすごい!』大賞・読者賞W受賞の東山彰良デビュー作。

悪質な犯罪者が収容される刑務所<キャンプ9>内から物語は始まる。

冒頭で描かれる脱走防止のアイポッパーというシステムのグロテスクだけれど妙な説得力を持った設定にまず引き込まれる。
このあたりのSF的うまさはこの人の魅力だ。

そして、クソみたいな日常に、気の利いた会話。
このアンバランス感を湛えながらも破綻しない小説の空気がいい。

そして、被害者の父親達が<キャンプ9>に乗り込んでくるところからは、最後まで怒涛の展開だ。

暴力と犯罪の小説であるにもかかわらず、このオシャレぐあいはなんだろう。

人生のルール度★★★★☆






Last updated  2019/11/07 09:08:07 PM
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2019/10/26
カテゴリ:本・読書
全11章からなる小説の前半6章まではあまりにも息苦しい。
過去の事件に囚われた主人公の感情と行動。
被害者への贖罪なのだろうがなぜそこまで、との思いが募る。

ところが、後半7章に入って見える景色が大きく変わる。
ここからの展開は見事。

この作家は少し追ってみようと思っています。

ヘビースモーカー度★★★★☆






Last updated  2019/10/26 11:57:07 PM
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2019/10/16
カテゴリ:本・読書
たいていの紹介文で「異色の」って感じの枕詞が付く著者の、中でもおそらく最も尖った一作。
山本周五郎賞と山田風太郎賞の候補になりながらどちらも逃しているのが、むしろ勲章なんじゃないかと思える個性です。

内容には一切触れないでおくので、是非その予想外の展開に翻弄されてください。

地下室度★★★★☆


ひょっとすると、​「タモリ論」​で著者の事を知っている人もいるかも。
こちらは未読なので、私も読んでみたいです。







Last updated  2019/10/16 09:18:25 PM
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2019/10/02
カテゴリ:本・読書
一度は小説家を辞めることまで覚悟した著者の、起死回生の一作となった作品。
2007年の啓文堂おすすめ文庫大賞受賞作でもあります。

登場するのは家庭を顧みずに会社のために働き、家族に見放される男達。

今の感覚からすると、さすがに距離感はあるかもしれない。

それでも、日本という国のいわゆる「男社会」で、その男たち自身が密かに抱えてきた不安感や罪悪感、これでいいのだろうかという感覚(その対象は家族であったり、地域社会であったり、会社や自分自身であったりする)をうまく奇譚的な形で描き出している。そこにはやはり普遍的な問題意識があると言っていいでしょう。

ある日、突然見知らぬ男が床下に住みついてしまっていて、いつの間にか家族と談笑している。
タイトル作、「床下仙人」
ある日突然主人公が勤めるデザイン会社に期間限定の社長がやってきて、これまでと真逆の体育会系の運営を始める、「派遣社長」
他、どれも「ある日突然」な五編を収録。

イッセイ尾形氏がカフカに例える推薦文を書いている通り、ストーリーは奇抜だけれどけして笑えない。

ハケン度★★★☆☆






Last updated  2019/10/02 10:24:53 PM
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2019/09/28
カテゴリ:本・読書
禁断の恋、いじめ、戦争の傷跡・・・
それぞれの不自由を抱えながら、見えない星座の線で繋がるがごとく緩やかな家族の愛に支えられ。

兄、妹、父、孫、祖父・・・各々の視点での短編連作形式にて第129回直木賞を受賞した感動の一作。

心の動きも、季節の景色も、小さな物音も、
全てが丁寧かつ印象的に描かれる。

『「小説」の良さ』の一つの見本だと思います。

小菊度★★★★★






Last updated  2019/09/28 09:23:31 PM
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2019/09/16
カテゴリ:本・読書
お待たせしました、今年の読書ボードゲーマー枠w

タイトルのスコットランドヤードは、ご存じあのゲームそのものです。


ボードゲーム スコットランドヤード ラベンスバーガー

刑事役が協力して泥棒役を追い詰める。
3種の交通機関をうまく使いこなし、24ターンの間に逃げ切れば泥棒の勝ち、捕まえれば刑事側の勝ちってやつです。

まあ、そのゲーム自体はそれほどストーリーとリンクしているわけではないですが・・・

お話自体は恥ずかしくなるほどピュアで切ない恋愛小説。
全体のかなりの部分が「会話」で成り立っていて、スイスイ読めるライトノベルなんだけど、その会話はなかなかにお洒落で、けしてフワフワしているわけではない。

『ひとつ屋根の下』『高校教師』などを手掛けた脚本家でもあるので、なるほどストーリーテリングはうまいわけだ。

イザナイ度★★★☆☆






Last updated  2019/09/16 01:02:57 AM
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2019/09/12
カテゴリ:本・読書
登場人物自体はほぼ重複する二つの中編、
「ブラッド・ゼロ」
「クラウド・ナイン」
の2作。

ブラッド・ゼロはインドの貧民街から物語が始まる。
そこから米国の巨大IT企業オッド・アイに舞台を移してからはジェットコースターの展開。
思わぬ方向からストーリーが進む楽しさに身を任せるとよい。

ここでは人口血液が重要なモチーフなのだが、数日前にそれ関係の大きなニュースがあった。

人工血液、動物実験に成功 1年以上の常温保存も可能

クラウド・ナインはさらにスケールが大きな話になる。
衛星での発電からマイクロ波送電、ここまでは随分昔から研究されているテーマ。

会社ではなく私費でこれに投資していたオッド・アイのオーナーが病に倒れる。
しかし、彼の承認無しに起動しないはずのプログラムが突然動き出し・・・

しっかりした素材集めをベースにしたサイエンス・ミステリー。
主人公木挽橋隆一とオーナーの娘との微妙なカンケイが色を添える。

神業度★★★☆☆


クラウド・ナインと聞いて「お、今年のボードゲーム枠か」と思った方、残念でした。
それは、次の本になります。

予告

「 スコットランドヤード・ゲーム / 野島真司 」






Last updated  2019/09/12 09:38:34 PM
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2019/08/29
カテゴリ:本・読書
鮨職人として16歳で弟子入りした男が、日本の食の全てを握るような権力を手に入れるまでの成り上がりと転落の物語。

昭和から平成前期の日本経済と社会のレビューでもあり、この間の現実の「成功」や「失敗」のパターンが数多く描かれている。

今ならサイコパスとも評されるであろうカリスマ徳武光一郎は確かにこの小説の主人公だが、ストーリーテリングはナンバー2として仕えてきた金森の視点で一貫して進む。

この二人の関係は物語の重要な要素だが、あまり後味の良い結末ではないので、ハッピーエンド主義者はご注意を。

巨大になった会社の崩壊直前、金森がかつての弟子入り先の鮨屋を訪れ、食の仕事の基本を思い出す。
そのくだりは、ありきたりと言えばありきたりだが感慨深い。

キ○○マ度★★★☆☆






Last updated  2019/08/29 10:45:04 PM
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2019/08/21
カテゴリ:本・読書
フィリップ・マーローに憧れ、常に斜に構えた態度と台詞。
本物の渋い名探偵(そんなのがいるとして)なら様になるだろう。
が、専ら逃げたペット探しが仕事のさえない男がこれをやったら、現実社会では確実に浮く存在だよね。

そんな困ったちゃんを主人公に据え、さらにはここに謎の老婆が「おしかけアシスタント」として飛び込んでくる。

なんとも面白そうなニオイが漂うコメディ。
後半、ちょっと強引かな。

ハウス!度★★★☆☆






Last updated  2019/08/21 11:32:35 PM
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2019/08/03
カテゴリ:本・読書
主人公芦溝良郎は、50才を目前にして上司に騙されるような形でリストラにあう。
子供にその姿を見せたくなくて毎日スーツ姿で家を出ては公園で時間つぶしの日々。

この前半の展開は、サラリーマンには身につまされすぎて少々つらい。
けれども、ここからが実にユニークです。

公園のドングリを拾って食べてみるところから始まり、釣り人に魚の獲り方を学び、野草の勉強もする。
自分で料理をはじめ、ついにはそれを仕事にする事を思いつく。

この間の人との出会い、とんとん拍子の進展は少々都合が良すぎる感は否めないけど、まあいいじゃないかと思わせる。

家族とのコミュニケーションを取り戻す結末は、小説だとわかっているけど、
「よかったねぇ」とか思ってしまいますw

フェアメイド度★★★☆☆






Last updated  2019/08/03 12:56:31 AM
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