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カテゴリ:旅行記
注)これは1994年8月21日の旅行記です
昨日のピラミッド登頂計画を反省し、今日は普通に観光する事にした。 昨日は夜明け前で、影しか見えなかったので、 良く絵はがきで見かける、砂漠の中にそびえる雄大なピラミッドとスフィンクスにいよいよ出会えるかと思うと、胸が高まる(^-^) でも、着いてみるとイメージしていたものと、かなり違っていた。 (ピラミッドに神秘的な憧れを持っている人はここから先は読まないほうがいいかも(^^;;) まず、世界的な大観光地なので、ピラミッドの周りはホテルや土産物屋がひしめき合っていて、砂漠のイメージとは程遠かった。。 ピラミッドは丁度、街と砂漠の境目に位置していて、 観光用の写真は皆、街側から砂漠を背に撮ったものだったのだ。 逆から写真を撮るとこんなふうにウソ臭いものになってしまう。。 ピラミッドは確かに大きかったが、スフィンクスはかなり小さく、これも観光用の写真は下からカメラを構えて撮っているのだと思われる。。 しかも近くにはファーストフードのケンタッキーもあって、下手に撮るとそれが写ってしまう(^^;; まあ、期待が大き過ぎたのかもしれないけど、赤いJTBの帽子をかぶった日本人団体客とかもたくさん来ていて、あちこちで集合写真を撮っていることもあってか、かなり神秘的なイメージとは懸け離れていて、ショックだった。。 また、有名なラクダは、地球の歩き方などにも書いてあるけど、 ほとんどが観光客目当てのボッタクリ系で、乗ってしまうとどこへ連れていかれるか分からないらしい。 途中で降りようと思ってもラクダの背中はかなり高いので、飛び下りる事もできず、勝手に行きたくもないところを連れまわされ、高額な料金を請求されるという。。 でも、ピラミッド自体はやはりすごかった。 大きいのは全体だけではない。ひとつひとつの石の大きさがスゴイ。自分の身長ぐらいある(驚) 昨日もし、警備員に見つからなかったとしても、こんな大きな段差では登れていたか、かなり怪しい。 途中で挫折して、しかも戻るに戻れなくなってしまったかも? と思うと、何だかほっとした。 ちなみに私は大の高所恐怖性である(^^;;; クフ王のピラミッドは、内部に入れるようになっている。 中は急斜面の細いトンネルのようになっていて、結構進むのがしんどかった。 この中も観光客だらけで、あまりの人の多さと換気の悪さで、一時的に酸欠状態のようになってしまったのを覚えている。。 そんなこんなで、あまりいい思い出が無いピラミッド(^^;; でも、これを見ないとエジプトに来た気がしませんよね? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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