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うにのこべや 菜緒にゃさん
2016.11.16
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テーマ:ペットロス(137)
カテゴリ:いぬ +ねこ
ペットロスというものに「定義」があるのなら
私の場合は少し違うのかもしれないし
重度のペットロスなのかもしれない。

多頭飼育の私には
やはり多頭飼育の知人が何人もいる。
彼らは、何故か失ったことに涙も見せずに
カラリと喪失の事実だけを話してくれる。
今回は犬だったので
元ブリーダー業の人たちにも連絡した。
いわゆる悪徳なブリーダーではなく、ちゃんと犬のことを考えている人ばかりで
ちゅぴの仔犬を育てていた人たちでもある。
だが、彼らは死を悼むことはできても悲しむ力はないのだと感じた。
あまりに多くの命を見送ると感覚が麻痺してしまう。
そうしないと心が壊れてしまう。
生物として当然の自己防衛能力だ。

ところが、この「心が壊れる」という状態を私は病によって経験済みである。
つまり、平たく言うと精神疾患を持っている。
そのせいなのか、なんなのか、とにかく麻痺しにくいのだ。
何匹見送っても、いつまでも辛くて悲しくて
それだけ多くの命を抱え込んだ己の甘さを呪う。

ペットを遺して逝くよりは
見送る方がいいに決まっている。
ただ、見送ることに今は疲れてしまった。

この数年、毎年毎年
3~5匹という数で犬猫が逝ってしまう。
死なない命などないし、老いない命もない。
可愛く、大切な家族は必ず死という結末を迎える。
駆け回り、愛くるしい動作を見せてくれている時間はいい。
その時間が楽しければ楽しいほど
居なくなった喪失感は大きいのではないだろうか。

未だ4匹の猫の命を抱えながら
何事もなく年が暮れてくれることを祈っているけれど
来年の今頃にも「4匹の猫がいる」保障はどこにもないのだ。





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Last updated  2022.02.18 11:08:04
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