出没した大量のビーズ
趣味の品を作るために道具や材料を仕舞っている所を発掘作業した。この発掘作業で思わぬものも大量に出没した。古い、古い父が叔母のものだと言って寄越したビーズの山だ、中には父が買ったり、母が買ったり、私が買ったものもあるかもしれない。とにかくパッケージを見れば古さが分かる程度に古い。どれも安価なビーズであり、ガラスビーズではない。しかし、数が膨大にあるので何かに使いたい。当初、ビーズ歯周なる物を施したら洋服に仕立てたとき綺麗ではとしばらくビーズ歯周を調べもしないで妄想にふけっていた。やっとビーズ歯周のさしかたを調べて「あれ?」となる。思っていたのと随分と違う。なんだか手間がかかる割に小奇麗なものを作るには綺麗なビーズじゃないと無理みたいだ。出没したような古めかしい安価なビーズでは陳腐なものしか作れないだろう。まぁ、その作業が楽しければそれも良いだろうがどうにも楽しい作業には思えない。そういえば、昔ビーズアクセサリーとか作ったな。あれも、センスが無くて原価に近い値段で売っていたな。そうなんだよ、売れないと作る気力がわかない。そういう意味ではビーズ歯周は売れると思えないので習得する気になれない。しかし出没した大量のビーズをどうしたらいいのか。また考えることになってしまった。