リリィが死にました。
ご無沙汰しております。久しぶりの日記なのにこんな内容の日記で申し訳ないです。7月14日(水)にリリィが18歳でこの世を去りました。いつかこの日が来るだろうと分かっていましたがまだもう少し先だと思っていたのでツライです。リリィは今年に入ってから急に老化が進んだような気がしました。時々、後ろ足に力が入らなくなりヨタヨタ歩いてました。ふらつく事もありましたが立てなくなるということはありませんでした。食欲もあり、オヤツをいつもねだるくらい食いしん坊でした。これから立てなくなって、食事も自分で取れなくなったりトイレも行けなくなるんだろうな、だからオムツも買わないといけないねと家族で話してた矢先まさか死んでしまうなんて……。リリィは死ぬ直前まで自分の力でトイレに行き自分の力でご飯を食べる強い子でした。ただ…死ぬ前夜はいつもと違う様子だったと両親が言ってました。突然、姿が消えたそうです。探してみるとベランダに置いてある棚の横の隙間に居たそうです。その後も自分の姿を隠そう隠そうと繰り返していたようです。リリィには自分の死期が分かっていたのかもしれませんね。リリィが死んだと知らせを聞いて急いで実家に帰りました。その姿を見ても、まるで寝ているように見えて信じる事ができませんでした。最期、苦しむことなく天国に行けたということなのでしょうか?いつも通り前足を組んでいました。声を掛けても体を触っても動かない。温もりも消え、どんどん体が硬くなっていく・・・。死んだ事実を受け入れられずに泣くしかありませんでした。その日のうちに葬儀社がリリィを連れて行くことになり最期のお別れをする為に近所の人がたくさん集まってくれました。リリィはたくさんの人に見守られ家を出ました。次の日、お骨になって帰ってきたリリィ。その時、私の小さな希望が儚く消えました。「もしかしたらまだ生きてるかも」とどこかで望んでた私。焼かれる前に生きてる事に気が付いて帰ってくるかもと本気で願ってました。でももうお骨になってしまった・・・。どんなに願ってもリリィは帰ってこない。頭や体を撫でる事も、触れる事もリリィから飛びつかれる事もしっぽを振って喜んでる姿を見る事も私の帰りを玄関で待ってる事もオヤツをねだられる事も畑で走り回る事も、一緒に散歩に行く事も出来ない。本当に本当に未だに死んだことを認めたくありませんし信じたくありません。淋しいです。私の人生の半分以上も一緒に居たリリィ。なんで犬の寿命って短いんでしょうね。私の妹だったのに…いつのまにか私の年齢を越えいつのまにか、おばあちゃんになってました。もっとゆっくり年を取って欲しかったです。18年は犬の人生では長生きな方なのは分かってます。もっと長生きして欲しかったと思うのはエゴなのかもしれませんね。寝たきりになって、苦しんだりする方が可哀想だしこれで良かったのかもしれません。初めて飼った犬なのでリリィを幸せに出来たかは分かりません。リリィが幸せだったかは分かりません。でも私はとても幸せでした。私にはもうリリィの姿を見る事が出来ませんがリリィには私たちの姿が見えてると思います。だからこれからも元気に頑張っていこうと思います。リリィに出会えて良かったです。リリィを通じて皆さんに会えて良かったです。仲良くしてくれた皆様、ありがとうございました。大変お世話になりました。リリィのお骨の周りにはお花や食べ物がいっぱいなので喜んでいると思います。食べ過ぎてお腹を壊さないようにね、リリィ。